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米国時間10月16日07:39 PMニューズマックス
by サンディ・フィッツジェラルド
Sandy Fitzgerald
Newsmax, Fox Newsライター
日本語解説:WAU
バイデンは70年代風の『スタグフレーション』をもたらしている
Biden Brings ’70s-Style Stagflation
記事によると、米国に影響を与えているのが単なるインフレであれば「管理可能」だが、代わりに1970年代に米国を襲った「スタグフレーション」がジョー・バイデン大統領の下で発生していると、元ホワイトハウス貿易顧問のピーター・ナバロ氏が土曜日にNewsmaxに語りました。
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米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は「お金を刷っている」とナバロ氏は 「ザ・カウント」に語りました。
パウエル議長
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ナバロ氏は「それが、いわゆるデマンド・プル・インフレを引き起こしている。しかし、同時にパンデミックが発生し、バイデン政権が化石燃料を取り締まった事も相まって、コストプッシュ型のインフレと呼ばれるものになっています」と述べています。
しかし、トランプ政権下では、「天然ガスの産油国として最大の国になっていた」とナバロ氏は言います。
「ドナルド・トランプ大統領の大勝利のひとつは、戦略的優位性でした。エネルギー部門は50年ぶりに石油を輸出するほどの能力を手に入れたのです」
今、バイデン政権下では、エネルギー価格が急速に上昇しており、それが食品価格をも押し上げています。
「一方、サプライチェーンは絶対にボロボロになっています。私がホワイトハウスでトランプ大統領と一緒にいたときは、アメリカ製を買い、アメリカ人を雇い、製造業をアメリカに持ち戻すことでした。そうすれば、サプライチェーンをオンショアに持っていくことができ、企業が雇用のオフショア化を好んだときに生じる、妨害のリスクをなくすことができるのです」とナバロ氏は言います。
さらに、バイデン氏のコロナ・ワクチンの義務化は、軍人、トラック運転手、パイロットなどの重要な人々が仕事を辞めてしまうことで、労働力不足を深刻化させているとナバロ氏は警告しています。
「これらの深刻な事態への対策としては、議員が支出の増加に反対することなどが挙げられます。」
「バイデン等は、3.5兆ドル(約400兆円)の調整法案を提出しようとしていますが、それには1ダイム(10セント)も使えません。そのための妥協はありません。あの偽物のインフラ契約にもノー、ノー、ノーです。さらに1兆ドル?そんな余裕はありません」とナバロ氏は続けました。
また、同氏は、サプライチェーンの不足が深刻化している中、出産休暇を取り続けていることで非難を浴びているピート・ブッティジエッグ運輸長官についても激白しました。
「運輸長官が出産休暇から戻って、重要な問題を解決する仕事に戻ってくれればいいのですが、私がホワイトハウスにいたときは、24時間365日の任務でした」とナバロ氏は早く仕事をするように要求しました。
ピート・ブッティジエッグ運輸長官
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ナバロ氏はさらに、「私がホワイトハウスにいたときは、1日24時間、1週間7日の任務でしたが、今はパンデミックの真っ只中で、1970年代以来の経済危機に見舞われているというのに、家で家族の写真を撮ってフェイスブックに載せている人がいる。これがバイデン政権なのです。彼らはどんな種類の危機にも対処する方法を知らない」と危機感のない政権を非難しました。
以上。
この記事の感想:
翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。