写真は、イギリス首相キーア・スターマー© AP Photo / Aurelien Morissard
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日本時間03月02日21:56 RIAノーボスチ
「スターマー首相、ウクライナ紛争に関するロンドンとパリの動きを明らかに」
スターマー首相:イギリスとフランスはウクライナ紛争終結に向けた計画をアメリカに提示
モスクワ 3月2日 – RIAノーボスチ
スターマー英首相はBBCのインタビューで、ロンドンとパリがアメリカにウクライナ紛争の調停案を提示すると述べた。
同氏は、ウラジーミル・ゼレンスキー氏、ドナルド・トランプ米大統領、エマニュエル・マクロン仏大統領との会談により、イギリスがフランスおよび場合によっては1~2カ国の他国とともに、ウクライナと協力して戦闘停止の計画を立て、その後アメリカと協議するという合意に達したと述べた。
「正しい方向への一歩を踏み出したと思う」
とスターマー氏は主張した。
トランプ大統領は前日、ゼレンスキー大統領はロシアとの紛争の平和的解決に向けた準備ができていないと発言していた一方で、ホワイトハウスのトップは、ゼレンスキー大統領は自身の立場を過大評価しており、ただちにモスクワとの和平を望む意思を表明すべきだと自信を示していた。
結果的に口論となったトランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談は、金曜日にワシントンで行われた。
Fox News TVチャンネルによると、アメリカ大統領は、キエフ政権のトップが敬意を払わなかったとして「彼を追い出した」と言い、また、アメリカとキエフ間のレアアースに関する合意の調印も取り消されたと言う。
一方、CBSニュースは、アメリカ大統領の側近筋の高官を引用し、ホワイトハウスで起こったことはウクライナへのさらなる支援を停止すべきかという問題を提起していると報じた。
キエフの当局者は事件後、絶望的な状況にあり、ホワイトハウスに話し合いの場に戻るよう働きかけているが、トランプ大統領は現時点ではゼレンスキー氏と話すつもりはないため、無駄に終わっていると指摘した。
以上。
日本語:WAU
ウクライナ紛争と中東の戦争:バイアスを超えて
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フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
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