写真は、2024年7月4日、イスラエルのキリヤット・シュモナをヒズボラがロケット攻撃し、煙が上がる© Getty Images / Anadolu / Contributor
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日本時間07月04日21:51 ロシア・トゥデイ（RT)
ウクライナ紛争と中東の戦争：バイアスを超えて
世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。
フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。
「ヒズボラ、イスラエルに大規模な攻撃を仕掛ける」
レバノン系武装組織が、最高司令官の殺害を受け、軍事施設を標的とした200発以上のロケット弾と無人機を発射した。
レバノンの武装組織ヒズボラは、上級司令官の殺害を受けて、木曜日、イスラエルの軍事施設を標的として200発以上のロケット弾と無人機を発射したと発表した。
ヒズボラ筋はアルジャジーラに対し、木曜日の攻撃は2日連続の主要攻撃であり、前日にイスラエルが南部レバノンでムハンマド・ナセルを殺害したことに対する報復だと述べた。
彼の死を受け、ヒズボラは水曜日にイスラエルに100発以上のロケット弾を発射し、木曜日の攻撃へ続いた。
ナセルはハッジ・アブ・ニマとしても知られ、ガザ侵攻をきっかけに約9か月間にわたって続いた国境を越えた戦闘で殺害された3人目のヒズボラ幹部戦闘員である。
ロイター通信は、イスラエル軍も同様の評価を下していると報じ、
「200発のミサイルと20以上の不審な航空目標がレバノンからイスラエル領土に侵入したことが確認された」
と述べた。
そのうちのいくつかは、イスラエルの防空システムや戦闘機によって迎撃されたが、死傷者は報告されていない。
イスラエルのヨアヴ・ガラン国防相は水曜日、同国の軍隊はヒズボラに対して「毎日非常に激しく」攻撃しており、同グループに対して必要なあらゆる行動を取る用意があると述べたが、イスラエルは交渉による解決を望んでいると報道されている。
一方、ヒズボラ幹部のハシェム・サフィエディン氏は、同団体がイスラエルに対する攻撃を強化すると警告した。
「一連の対応は次々と続いており、この攻撃は敵が攻撃されるとは想像もしていなかった新たな目標を今後も狙うだろう」
と、サフィエディンはベイルートで行われた殺害された司令官を追悼するイベントで述べた。
イスラエルは、イランが支援するヒズボラとの緊張の高まりは、中東における全面戦争へのエスカレートを懸念させるものとなっている。
ロイター通信によると、イスラエルによるレバノンへの攻撃で、ヒズボラ戦闘員300人以上と民間人90人以上が死亡した。
イスラエルは、レバノンからの攻撃で兵士18人と民間人10人が死亡したと報じられている。
ヒズボラ副指導者シェイク・ナイーム・カセムは今週、AP通信に対し、イスラエルとレバノン国境での緊張の高まりを止める唯一の方法は、西エルサレムがガザでの作戦を終了させることだ、と語った。
ヒズボラは、パレスチナ武装組織ハマスへの連帯を理由に、イスラエルを攻撃していると主張している。
昨年10月、過激派グループが同国南部で奇襲攻撃を行い、1,200人以上の死者、200人以上の人質を出した事件を受けて、西エルサレムはハマスに宣戦布告した。
ガザ地区では、ガザ保健省によると、37,000人以上のパレスチナ人が死亡、86,000人以上が負傷するなど、甚大な被害が出ている。
以上。
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