写真は、2024年4月22日、パキスタンのイスラマバードに到着したイランのライシ大統領@パキスタン外務省 via AP
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日本時間04月23日22:39 ロシア・トゥデイ(RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争、及びイスラエルとハマスとの戦争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と、中東の戦争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「イラン、イスラエルを抹殺すると脅迫」
ライシ大統領は西エルサレムに鋭い威嚇の言葉を放った
イランのエブラヒム・ライシ大統領は、イスラエルが再びイランを攻撃しようとするならば、イスラエルを消滅させると威嚇した。
ライシ大統領は3日間の訪問のため月曜日にパキスタンに到着した。
彼は火曜日にパンジャブで行われたイベントで、最近のテヘランと西エルサレム間の緊張について語った。
「シオニスト政権が再び過ちを犯し、イランの聖地を攻撃するならば、状況は変わるだろう」
イスラエルは、4月1日にシリアのダマスカスにあるイラン領事館を空爆し、イスラム革命防衛隊(IRGC)のクッズ部隊の幹部7人が死亡したことを公式には認めていないが、
テヘランは4月13日に報復し、イスラエル国内のいくつかの標的に多数の無人機とミサイルを発射した。
イランは、先週金曜日にイスファハン市近郊で起きた一連の爆発を静観している。
西エルサレムは、報告された攻撃を認めず、それについて口走った閣僚を批判した。
テヘランは、約束された迅速かつ厳しい報復を行うよりも、無視することを選んだ。
イスラム共和国はこれまで何度も、イスラエルを「シオニスト政権」と呼び、これを一掃、破壊、消滅させると宣言してきた。
火曜日にラホールで演説したライシ大統領は、
「パレスチナのレジスタンスを敬意をもって支援し続ける」
と誓い、アメリカと西側諸国を「人権の最大の侵害者」と非難し、イスラエルによるガザでの「大量虐殺」された側への支援を指摘した。
これまでのところ、イスラエルの軍事作戦によって、飛び地の34,000人以上のパレスチナ人が殺されている。
イスラエルは、推定1200人のイスラエル人の命を奪った、ガザを拠点とするパレスチナ人グループによる10月7日の襲撃の後、ハマスに宣戦布告した。
ライシ大統領は、イランとパキスタンの貿易額を年間100億ドルに引き上げると約束した。
イランとパキスタンは1月、それぞれの領土内の「テロリストキャンプ」を狙った空爆と無人機による攻撃を交わして以来、両隣国間の関係は揺れ動いている。
以上。
日本語:WAU
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