写真は、イラン南部の非公開場所で軍事訓練中にミサイルを発射するイラン軍（2024年1月19日） © AFP / Iranian Army office
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日本時間04月12日21:31 ロシア・トゥデイ（RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争、及びイスラエルとハマスとの戦争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と、中東の戦争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意：以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
アメリカ「イランによるイスラエルへの大規模な反撃が数時間以内に予想される」
数百機のドローンと数十発のミサイルが週末にユダヤ国家に降り注ぐ可能性があると、アメリカ当局が主張
アメリカ当局者は金曜、イランは今後24時間から48時間以内にイスラエル本土への大規模な攻撃を開始する可能性があると主張した。
イスラエルが今月初め、空爆でイランの高官2人を殺害して以来、テヘランは厳しい反応を示している。
匿名のアメリカ政府関係者がウォール・ストリート・ジャーナル紙に語ったところによると、今週に入ってから、アメリカ情報機関はイランが中東におけるイスラエルの権益を標的にするだろうと考えていたという。
現在、アメリカは攻撃が金曜日から日曜日の間に、「おそらくイスラエル国内で」行われると考えている。
この攻撃では、100機以上の無人機と数十発のミサイルがユダヤ国家に向けて発射される可能性があると、2人の匿名のアメリカ政府関係者がCBSニュースに語った。
イスラエルのある情報筋はウォール・ストリート・ジャーナル紙に、イスラエル国防軍（IDF）はイスラエル南部か北部への直接攻撃に備えていると語った。
木曜、西エルサレムのアメリカ大使館は、追って通知があるまで、イスラエル中部、エルサレム、ベエルシェバの町から外に出ないようアメリカ人に警告した。
金曜、ホワイトハウスのジョン・カービー国家安全保障報道官は記者団に、
「我々はこれが実行可能な脅威であると考えている。その攻撃の規模、規模、範囲について、どのようなものなのか、情報に基づいて語ることはできないが、われわれはこの事態を深刻に受け止めている」
と述べた。
イランは今月初め、イスラエル国防軍（IDF）がシリアの首都ダマスカスにある領事館を空爆したと非難した。
この空爆により、イスラム革命防衛隊（IRGC）の精鋭部隊クッズ・フォースの将校2名を含む7名が死亡した。
イランの最高指導者ハメネイ師は、これに対してイスラエルに「平手打ち」を食らわすと宣言した。
西側の報道では、2週間近く前からイランの報復が間近に迫っているとされているが、テヘランはいつ、どこを攻撃するかは明らかにしていない。
アメリカは、イランの報復は「いつもより大規模」になると考えているが、ワシントンの反撃が予想されるほど実質的なものではないと、アメリカ政府高官は火曜日にポリティコ誌に語った。
「イラン側は、手の内を明かさないよう調整しようとしている」
と、ある情報筋は語った。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、イランの情報筋は、イスラエルの発電所やインフラを中距離弾道ミサイルで攻撃するなど、多くの軍事的オプションをハメネイに提示したという。
ある情報筋は、
「ハメネイ師は政治的リスクを考慮している」
と付け加えた。
ベンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相は木曜、軍事基地での演説で、イスラエルはイランのいかなる報復にも応じるとして、
「われわれに危害を加える者は誰でも、われわれも彼らに危害を加える。われわれは、防衛的にも攻撃的にも、イスラエル国家のすべての安全保障上の必要を満たす用意がある」
と警告している。
以上。
日本語：WAU
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