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「国連-ガザで殺害された子供の数は、4年間の世界紛争で殺害された子供の数よりも多い」

写真は、2023年12月7日、ガザのカーン・ユーニスで、破壊された建物の瓦礫の下から見つかった少女の死体を運ぶパレスチナ人 © AP / Mohammed Dahman

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日本時間03月13日25:34 ロシア・トゥデイ(RT)

現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争、及びイスラエルとハマスとの戦争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。

しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。

したがって、ウクライナ紛争と、中東の戦争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。

注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。

「国連-ガザで殺害された子供の数は、4年間の世界紛争で殺害された子供の数よりも多い」

イスラエルによるハマスとの戦争は「子どもたちとの戦争」であると、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリーニ代表は宣言した。

国連が火曜日に発表した数字によると、10月以降、ガザでイスラエル軍によって殺害された子どもの数は、2019年から2022年にかけての世界的な紛争で死亡した子どもの数を合わせた数よりも多い。

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリーニ事務局長は、国連とガザ保健省のデータを引用し、それ以来、12,300人以上の子どもたちがパレスチナの飛び地で死亡したと報告した。

現在31,000人を超える死者数のほぼ半分を子どもが占めている。

この数字によると、2019年の初めから2022年の終わりまでの間に、全世界のすべての武力紛争で12,193人の子どもが死亡している。

「この戦争は子どもたちに対する戦争だ。ガザの子どもたちのために即時停戦を求める」

とラザリーニ事務局長は述べた。

イスラエルは10月7日、ハマスに宣戦布告した。

パレスチナ武装勢力がユダヤ国家への奇襲攻撃で1,100人以上を殺害し、約250人の人質を取ったからだと言う。

イスラエルは容赦ない空爆作戦で応戦し、同月下旬にはガザに軍隊と兵装を送り込んだ。

両紛争の国連データによれば、ガザでは1ヵ月以内に、ウクライナでの約2年間の戦闘よりも多くの市民が死亡している。

週末、イスラエルのネタニヤフ首相は、アメリカからの圧力に逆らい、北部から避難してきた100万人以上のガザ人が避難している、飛び地南部のラファ市に侵攻すると述べた。

国連は、イスラエルによるラファへの攻撃は「市民の虐殺につながりかねない」と警告している。

死者数が増え続けているにもかかわらず、ネタニヤフ首相は火曜日、

「イスラエル軍は歴史上どの軍隊もとったことのない、民間人の犠牲を最小限に抑える措置をとっている」

と主張した。

イスラエルの空爆は火曜日の夜遅く、ラファのUNRWA援助物資配布センターを攻撃したと、UNRWAは水曜日に発表した。

ガザ住民の4分の1が飢餓の危険にさらされ、保健省は少なくとも20人の子供が餓死したと報告している。

以上。

日本語:WAU

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