写真は、ジョー・バイデンアメリカ大統領 © Chip Somodevilla / Getty Images
Photo 出典元
日本時間08月10日21:22 RIAノーボスチ
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意：以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「宗教指導者、バイデンに『悪魔的行為』を警告する」
ナイジェリアのINRI福音霊性教会の指導者は、アメリカがニジェールに侵攻した場合、重大な結果を招くと警告した
日本語：WAU
ナイジェリアの聖職者であるイライジャ・アヨデレ師は、ジョー・バイデン大統領に対し、クーデターを起こしたニジェールへの軍事攻撃を命じないよう警告した。
INRI福音霊性教会の指導者であるアヨデレ氏は、先月政権を掌握した軍政を打倒するため、ニジェールの追放されたモハメド・バズーム大統領がワシントンに介入を要請したと報じられた後、水曜日にこの声明を発表した。
複数の地元メディアに掲載されたプレスリリースの中で、この宗教指導者は、
「アメリカの関与は、ニジェール共和国の人々を奴隷にするための手段に過ぎない」
と述べ、
「神が反対する第三次世界大戦」
を始める行為だと述べた。
アヨデレ氏は、西アフリカへの侵攻はバイデン氏の「信用を失墜させ」、彼の政府を破壊することにもなると主張した。
ニジェールの新軍事政権は、7月26日のクーデター以来拘束されているバズーム氏の釈放と復権を求める地域や国際的な声に反抗してきた。
フランス、ドイツ、アメリカは、クーデター計画者に憲法秩序を回復させるため、ニジェール政府への開発援助を打ち切った。
先週木曜日、バイデンはバズームとその家族の即時釈放を要求し、ナイジェリア人は「自由で公正な選挙によって」バズームを大統領にしたと主張した。
ホワイトハウスはいかなる軍事行動も発表していないが、アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官は、ニジェールの民主的秩序を回復するために武力を行使すると脅している西アフリカの大国ECOWASを支持すると表明している。
この15カ国の地域圏はニジェール政府に制裁を科し、軍事介入する計画も決定している。
木曜日、ナイジェリアの首都アブジャに15カ国の首脳が集まり、クーデター解除のための1週間の期限が4日前に切れたニジェールの危機について協議した。
アヨデレ主教は、クーデターを取り消そうとする暴徒に対して武力を行使することは、打倒大統領の暗殺につながると考えている。
「ニジェールの将来を決めるのはニジェールに任せろ。ニジェールで戦うことは、神と戦うようなものだ。もし侵略が起これば、アメリカは大きな代償を払うことになる」
と警告した。
以上。
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチは、TASSやInterfaxと並んで、ロシアで最も重要な報道機関の1つと考えられています。2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について」という法令により、RIA Novostiメディアグループが正式に解散されました。しかし、その代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ（Rossiya Segodnya）が設立され、RIAノーボスチのブランドを引き続き使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、視聴者に正確かつ最新の情報を提供し続けているとされています。（詳細）
WAUメディアからのコメント： ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。この記事についてのご意見やご感想をお聞かせいただけますと幸いです。コメント欄は下記にございます。
