写真は、村に水を運ぶマサイ族の女性(アフリカ、ケニア)© Getty Images / hadynyah
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日本時間01月14日11:30 ロシア・トゥデイ(RT)
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう(フェイクニュースも少なくありません)。
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのか、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する事が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、ウクライナ紛争が続いている間は、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースや論説などを全面的に紹介します。
「世界銀行、世界経済成長率予測を大幅に引き下げ」
世界銀行のアナリストが、世界は景気後退に「限りなく近づいている」と指摘
日本語:WAU
世界銀行は、2023年の世界経済の成長率がわずか1.7%にとどまると予測し、経済状況の悪化を理由に昨年の見通しをほぼ半分に引き下げた。
米国ワシントンに本部を置く世界銀行は、先進国経済に関するほぼすべての予測を下方修正した。
昨年6月には、同社のアナリストは今年の成長率を3%と予測していた。
今回の大幅な格下げは、世界銀行の米国経済の成長予測が大幅に変更された結果である。
現在、米国のGDPは0.5%増と予測されており、以前の2.4%増から大幅に減少している。
世界銀行は、最新の報告書「世界経済の展望」の中で、
「米国、ユーロ圏、中国はいずれも顕著な低迷期にあり、その結果、新興国市場や発展途上国経済が直面している逆風を悪化させている」
と述べている。
中国の成長率見通しも5.2%から4.3%に引き下げられ、日本の成長率も従来の1.3%からわずか1%と予測した。
国際開発機関も欧州と中央アジアの見通しを1.5%から0.1%に引き下げた。
世界銀行のエコノミストは、
「世界経済はリセッションに陥る危険性があるほどに成長が鈍化している」
と述べ、
「成長の鈍化は、予想外に急速で同期的な世界金融引き締めが原因である」
と指摘した。
この予測は、過去30年近くで3番目に弱い成長ペースであり、パンデミックと世界金融危機による世界的な不況の影に隠れていることを意味するものであろう。
世界銀行のアナリストは、
「世界中の金融規制当局によるタカ派的な政策が、世界の金融情勢の大幅な悪化につながり、それが経済活動に大きな足かせとなっている」
と強調した。
しかし、高騰するインフレを抑制するためには、主要金利の引き上げが必要であった可能性があると指摘している。
以上。
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