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ロシア・トゥデイ(RT) 「ロシア外相:米国は『首切り攻撃』を企てる前によく考えるべき」

写真は、ロシアの外務大臣セルゲイ・ラブロフ© Evgenia novozhenina / pool / afp

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日本時間12月27日 14:09 ロシア・トゥデイ(RT)

注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう(フェイクニュースも少なくありません)。

しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。 従って、ウクライナ紛争が続いている間は、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する 国のニュースや論説を全面的に紹介します。

「ロシア外相:米国は『斬首作戦』を企てる前によく考えるべき」

米政府高官は本質的にロシアの指導者の排除を示唆した

日本語:WAU

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は火曜日掲載のタス通信とのインタビューで、

「ロシアに対する『斬首作戦』の可能性に関する米当局者のコメントが報道されているが、これは、米国政府がプーチン大統領の暗殺を排除していないことを強く示唆している」

と述べた。

同外相は、

「ペンタゴンの高官は実際にクレムリンへの『斬首攻撃』を行うと脅している。我々が話しているのは、ロシアの国家元首を物理的に抹殺するという脅威である」

と指摘した。

また、

「もしそのような考えが実際に誰かによって育まれているのであれば、その人物はそのような計画の起こりうる結果について非常に注意深く考えるべきだ」

と、そのような考え方に警告を発した。

ラブロフ外相は、ニューズウィーク誌の9月の記事に言及したようで、この記事では、アメリカの国防当局が、ロシアの核攻撃の可能性に対抗するために、

「クレムリンの中心でプーチンを殺すための斬首作戦」

など、いくつかのオプションを検討していることを指摘している。

プーチンが9月に、ロシアの領土保全が脅かされた場合、モスクワはロシアとその国民を守るために必要な「あらゆる手段」を使うと述べたことから、西側諸国では核紛争の可能性に対する懸念が広がっている。

しかし、モスクワは核兵器を配備する計画はないと繰り返し表明し、核戦争は決して起こしてはならないと主張している。

ラブロフ外相はまた、アメリカの一部のパートナーが核の領域で対立的なアプローチを受け入れていることを非難し、

「彼らは完全に良識の範囲を超えているようだ」

と述べ、英国のリズ・トラス前首相が「選挙討論会で、核攻撃を命令する用意があると疑いもなく宣言した」ことを想起させた。

加えて、ラブロフ氏はこの件に関するウクライナの発言を想起し、

「ウクライナ政権の挑発行為については言及しないが、これは常軌を逸している。ゼレンスキー大統領は、NATO諸国によるロシアへの予防的核攻撃を要求するまでに至った。これもまた、許容範囲を超えるものだ」

と指摘した。

以上。

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