写真は、ワシントンのホワイトハウスのイーストルームで記者会見するウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領と米国のジョー・バイデン大統領 © AP Photo / Andrew Harnik
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日本時間12月24日09:24 RIAノーボスチ
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたウクライナ擁護側から発信されているものに限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、ウクライナ紛争が続いている間は、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースや論説など全面的に紹介します。
「バイデンとゼレンスキーに大きな意見の相違」
ゼレンスキーとバイデンは、ワシントンで会談した後、ウクライナの将来について分裂した
日本語:WAU
12月24日、 ワシントンで行われたジョー・バイデン米大統領とその僚友であるウラジミール・ゼレンスキー氏との会談で、ウクライナの将来をめぐって意見の相違が生じたと、ワシントンポストのコラムニスト、デビッド・イグナチウス氏が報じた。
「ゼレンスキー氏のワシントン訪問は軍事サミットであった。そして、紛争を終わらせるための戦略をめぐって、2つの同盟国の間に亀裂が生じる結果に終わったようだ」
と同氏は言う。
それによると、
「演説の中で、ゼレンスキーは紛争における『完全勝利』を語り、11回もこの言葉を使ったが、バイデンは一度も使わず、『完全勝利』のレトリックに抵抗した。その代わり、バイデンはウクライナへの支援を継続することを約束したが、ゼレンスキーが要求した圧倒的な兵器を提供することは、『NATOを分裂させかねない』と指摘した。
また、西側諸国の主要な目標の1つは、ロシアとの紛争を防ぐことに変わりはないと付け加えた。いずれにせよ、来年の軍事サミットは、水面下に隠された緊張に対処しなければならないだろう」
とイグナチウス氏は結論づけた。
水曜日、ゼレンスキーはワシントンに到着し、ジョー・バイデンとの会談や米議会での演説を行った際、
「ロシアとの『公正な平和』がどのようなものかは分からないが、領土や主権に関する妥協は除外されると確信している」
と述べている。
一方、プーチン大統領は、
「ロシアは常にウクライナに関する交渉にオープンである。もしウクライナの機が熟せば、調停を申し出る者による仲介努力が必要となる」
と言ってきた。
しかし、西側諸国はますます敵対行為を続けなければならないと言い、またウクライナ軍に武器を供給し、自国の領土でウクライナ軍を訓練している。
以上。
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
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