Extra ニュース

RIAノーボスチ・ロシア国際通信「中国国防省、台湾独立に対し戦争に備えるとの見解を示す」

写真は、ロシア軍と中国軍の軍事演習「ボストーク2018」のメインステージが行われるトランスバイカルのツゴール演習場にて、中国人民解放軍の主力戦車「99式(ZTZ-99)」© RIA Novosti / 防衛省

Photo 出典元

日本時間11月04日22:20 RIAノーボスチ

「中国国防省、台湾独立に対し戦争に備えるとの見解を示す」

日本語:WAU

11月4日、中国国防省の譚克非報道官は、中国人民解放軍は戦争の準備を続けており、台湾におけるいかなる形の分離主義にも強く反対していると述べた。

「これは中国国内の問題であり、外部からの干渉を許さない。現在、米国は絶えず『一つの中国』の原則を骨抜きにし、あらゆる境界線を越えて『台湾を利用して中国を支配しよう』としている。これらはすべて中国の主権と領土の一体性を著しく侵害し、台湾海峡の平和と安定に対する深刻な脅威である」

と、中国に対する否定的な言及を含む米国の国家防衛戦略報告についてコメントした。

米国防総省は10月下旬に国家防衛戦略を発表した。

それによると、米国のビジョンは核戦争のリスクを減らすことであり、その目標を達成するために核保有国との協力を模索することである。

この戦略では、ロシアを米国の利益と価値観にリスクをもたらす深刻な脅威と表現している。

国防総省のロイド・オースティン長官はこの文書について、

「中国は国際秩序を再構築する意図を持ち、そのための力を増大させている唯一のライバルである」

と指摘した。

台湾をめぐる情勢は、8月上旬にナンシー・ペロシ米下院議長が同島を訪問したことでエスカレートしている。

台湾を省に属するとする中国は、ペロシ氏の訪問を台湾分離主義への米国の支持とみなし、非難し、大規模な軍事演習を行った。

以上。

「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」

RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。

それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」

注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません

しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。

従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースソースを全面的に紹介しています。

WAUメディアからのコメント:ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事へのご意見ご感想お待ちしてます。コメントは↓

日本語訳について

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です