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ロシア・トゥデイ(RT) 「シンクタンク調査:数百万人の英国人が貧困に直面している」

写真は、リーズ(イギリス)地区 © Getty Images / Daniel Harvey Gonzalez / Contributor

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日本時間8月3日 12:15 ロシア・トゥデイ(RT)

「ロシア・トゥデイ(RT)について」

ロシア・トゥデイ(RT)は、ロシア連邦予算からの公的資金で運営されている、自律的な非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設したRTは、現在、9つのテレビチャンネルでニュース、時事問題、ドキュメンタリーを放送する24時間体制のグローバルなニュースネットワークであり、6つの言語によるデジタルプラットフォームと、姉妹ニュースエージェンシーのRUPTLYを擁しています。

現在、RTは5大陸、100カ国以上で視聴可能です。主流メディアが見落としているストーリーをカバーし、時事問題に対する新たな視点を提供し、主要なグローバルイベントに対するロシアの視点を国際的な視聴者に伝えています。 2021年1月の時点で、RTのウェブサイトは合計で1億5000万以上の月間アクセス数を記録しています。2020年、RTは世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しています。

注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう(フェイクニュースも少なくありません)。

しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する 国のニュースソースを全面的に紹介しています。

「シンクタンク調査:数百万人の英国人が貧困に直面している」

英国の生活水準は「衝撃的」で「恐ろしい」ものになると、シンクタンクが警告

日本語:WAU

英国の家庭は、2023年末までに平均3,000ポンド(約48万円)もの消費を削がれることが、ガーディアン紙が引用したシンクタンク、レゾリューション財団の分析により明らかになった。

この調査では、エネルギー料金の高騰により、国内の世帯収入が10%減少し、さらに300万人が貧困に陥るだろうと指摘されている。

生活水準の見通しは「衝撃的」「恐ろしい」とシンクタンクは警告し、政府の本格的な支援がなければ、一般家庭の収入の落ち込みは世界金融危機のときの2倍、1970年代の石油価格ショック後の8%の落ち込みよりひどくなると指摘した。

「責任ある政府はこのような見通しを受け入れることはできないので、根本的な政策措置が必要である」

と、レゾリューション財団の研究者ラリタ・トライ氏は指摘し、さらに次のように付け加えた。

「数百億ポンド(数兆円)に相当するエネルギー支援策が必要で、さらに来年は10月のインフレ率で給付を増やす必要があります」

研究者は、物価が賃金より速く上昇しているため、英国の生活水準は少なくとも一世紀で最大に落ち込むと警告した。

調査報告書では、インフレ調整後の平均所得は少なくとも2023年の半ばまで下がり続け、実質所得は2003年の水準に戻ると予測している。

生活水準は、現在の2022-23会計年度に5%、2023-24年度にさらに6%低下する見込みである。

このような落ち込みは、第二次世界大戦以来、英国では見られなかったという。

以上。

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