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RIAノーボスチ・ロシア国際通信「ウクライナの米国大使館が治安に関する警告、米国人に退去要請」

写真は、帰化式で米国旗を持つ男性(2022年5月25日、米カリフォルニア州ロサンゼルス)© AFP / フレデリック・J・ブラウン/AFP

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ロシア時間7月15日11:27 RIAノーボスチ

「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」

RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。

それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」

注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません

しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。

従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースソースを全面的に解説しています。

「ウクライナの米国大使館が治安に関する警告、米国人に退去要請」

日本語解説:WAU

ウクライナの米国大使館は、「非常に不安定な」治安状況を理由に、米国人にウクライナを訪問しないよう、またすでに滞在している人々には直ちに立ち去るよう促したと言う。

同大使館のウェブサイトで7月14日(木)に発表された安全警告では、ウクライナに滞在中の米国人は、大規模な公的集まりに参加しないよう強く勧告された。

同警告は、

「ウクライナ全土の治安情勢は引き続き暴力的で予測不可能である。大規模な集会や組織的イベントは同国のどこでもロシアの軍事目標となる可能性がある。ウクライナに滞在する米国人は、米国政府の支援に頼らず、事前に策定した独自の緊急時対応計画に基づいて行動するよう」

警告している。

これに対し、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、

「米国がウクライナ政権に米国の武器を供給し、紛争の継続と人々の死を誘発していることに言及するのを省いた」

と、同日テレグラムでコメントした。

この米国の警告は、木曜日にウクライナ中央部のヴィニツァ市で爆発が起こった数時間後に発表されたが、ウクライナの発表によると、この攻撃で子ども3人を含む22人の市民が死亡し、さらに数十人が負傷したと言う。

翌日、金曜にロシア軍が発表した声明で、ヴィニツァの標的にミサイル攻撃を行ったことを認めたが、民間人に対する意図的な攻撃であったことは否定し、ウクライナの軍幹部が地元の将校会館で外国の武器供給業者と交渉しているところを攻撃したと発表している。

この攻撃により、交渉参加者全員が死亡したとされる。

同省によると、交渉の中心は「より多くの戦闘機と兵器システムの移転、およびウクライナ軍航空隊の修理」であったという。

ウクライナとロシアの両国は、互いが民間人を攻撃していると繰り返し非難しているが、それぞれの軍隊は軍事的な対象物、ハードウェア、人員のみを攻撃していると主張している。

ロシアは2月24日、ウクライナがドネツクルガンスクの地域にウクライナ国家内での特別な地位を与えることを目的としたミンスク合意を履行していないとして、ウクライナに軍を派遣したと言う。

ドイツとフランスが仲介したこの議定書は、2014年に初めて署名された。

ウクライナのペトロ・ポロシェンコ前大統領はその後、

「ウクライナ政権の主な目的は、停戦を利用して時間を稼ぎ、『強力な武装勢力の創設』であった」

ことを認めていると言う。

2022年2月、ロシアはドンバス共和国を独立国家として認め、ウクライナが西側軍事同盟に決して参加しない中立国であることを公式に宣言するよう要求した。

しかし、ウクライナは、ロシアの攻撃は完全にいわれのないものであると主張している。

以上。

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日本語解説について

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翻訳者からのコメント:

ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事に関するご感想などありましたら、下のコメント欄からお気軽にお寄せください

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