写真は、ドネツク独立地区の法廷で、ウクライナ武装組織の傭兵として参加した罪に問われている英国人ショーン・ピナー、モロッコ人サーダン・ブラヒム(右)と英国人エイデン・エスリンの3名。ドネツク最高裁判所、外国人傭兵に死刑判決を下された。© RIA Novosti Photobank/ Konstantin Mikhalchevsky
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ロシア時間6月16日11:00 RIAノーボスチ
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースソースを全面的に解説しています。
「ドネツクの元首プシーリン氏、捕えたウクライナの傭兵の銃殺時期について発言」
日本語解説:WAU
6月16日、ドネツクのデニス・プシーリン代表がRIAノーボスチに語ったところによると、英国やモロッコの傭兵の銃殺刑が、早ければ1ヶ月以内に行われるかもしれない。
6月9日、マリウポリで捕らえられた3人の外国人、英国人のショーン・ピナーとエイダン・アスリン、モロッコ人のサーダン・ブラヒムは、ドネツクで死刑判決を受けた。
3人とも、ドネツクの権力奪取を目的としたウクライナの武力侵攻について、「テロ活動を目的とした行為」という条文で有罪を認めた。
「憲法上、この決定を不服とする期間は1ヶ月ある。控訴するかしないかを決定した後、ドネツク人民共和国法務省がその権限の範囲内で決定を下し、銃殺処分を実行するという事実が既に明らかになっている」
とプシーリン氏は言う。
また、
「1ヶ月は控訴期間なので、1ヶ月以内に執行されることはないでしょう。その後、次の決定がなされる」
とも述べた。
彼の意見では、このような傭兵の裁判の事実そのものが、ウクライナ側で戦おうとする者たちへの警告になるはずだと言う。
「これらの犯罪が有罪になったという事実そのものが、見過ごせないものとして、罰せられないものはないという警告なのです」
とプシーリン氏は強調した。
デニス・プシーリン・ドネツク代表
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デニス・ウラジーミロビッチ・プーシーリン(ローマ字表記:Denys Volodymyrovych Pushylin、1981年5月9日生まれ)は、ドネツク州出身の政治家で、2018年からドネツク人民共和国の元首を務めている。
以前は人民評議会議長を務めており、東ウクライナ地域の紛争の中で現職のアレクサンドル・ザハルチェンコが暗殺されたことを受けて国家元首代行となった。 2018年の選挙で満期当選に成功した。詳細
以上。
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