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ロシア・トゥデイ(RT) 「ウクライナのテレビ司会者がアドルフ・アイヒマンの言葉を用いて、ロシア人の大量虐殺とその子供たちの殺害を呼び掛ける」

写真は、チャンネル24の司会者ファクルディン・シャラフマル氏がナチスの官僚アイヒマンを引き合いに出した(2022年3月14日) © Twitter/screenshot

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ロシア時間3月15日 22:35 ロシア・トゥデイ(RT)

「ロシア・トゥデイ(RT)は、ロシア連邦予算からの公的資金で運営されている、自律的な非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設したRTは、現在、9つのテレビチャンネルでニュース、時事問題、ドキュメンタリーを放送する24時間体制のグローバルなニュースネットワークであり、6つの言語によるデジタルプラットフォームと、姉妹ニュースエージェンシーのRUPTLYを擁しています。

現在、RTは5大陸、100カ国以上で視聴可能です。主流メディアが見落としているストーリーをカバーし、時事問題に対する新たな視点を提供し、主要なグローバルイベントに対するロシアの視点を国際的な視聴者に伝えています。

2021年1月の時点で、RTのウェブサイトは合計で1億5000万以上の月間アクセス数を記録しています。2020年、RTは世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しています」

日本語解説:WAU

「ウクライナのテレビ司会者がアドルフ・アイヒマンの言葉を用いて、ロシア人の大量虐殺とその子供たちの殺害を呼び掛ける」

ロシア時間3月15日、ウクライナのテレビ司会者ファールディン・シャラフマル氏は、ナチスの戦犯アドルフ・アイヒマンを引用し、ロシアの子どもたちを殺してロシア国家を滅ぼすよう呼びかけ、ロシア人に対する蔑称である「モスカル」を少なくとも1人ずつ殺すようウクライナ国民に促したと、ロシア・トゥデイ(RT)が報じています。

記事によると、シャラフマル氏がチャンネル24の朝の番組に出演したときの映像は火曜日に拡散され、「露・ウクライナ戦争17日目」というキャプションが付けられていることから、これは日曜日に放映された映像ということになります。

「親友が殺されたので感情的になっている」

と言いながら、シャラフマールは悪名高いSS将校の言葉を引用して大量虐殺の呼びかけを開始したと言います。

「国家を滅ぼすには、まずその子供たちを滅ぼさなければならない」

と言ったアドルフ・アイヒマンの言葉を引用し、

「なぜなら、親を殺せば、子どもたちは成長して復讐を果たすからだ。子供たちを殺すことで、彼らは成長することなく、国家は消滅するのです」

と、アイヒマンの写真がスクリーンに映し出されながら語っています。

アイヒマンは、第二次世界大戦中、ナチスの死の収容所の設置に重要な役割を果たしたSSの幹部だったとして有名です。

彼は戦後、ラテンアメリカに逃亡したものの、1960年にイスラエルで捕まり裁判にかけられ、戦争犯罪の罪で死刑を宣告されました。

ジュネーブ条約ではウクライナ兵が子供を殺すことは禁じられていますが、シャラフマル氏はそれに縛られることはないとして、

「ロシア人をやっつけるチャンスがあれば、必ずやそうするつもりだ。ロシア人は私をナチスと呼ぶように、私はアドルフ・アイヒマンの教義を信奉している。ロシア人やロシア人の子供たちがこの地球上で生きられないようにするために、私は全力を尽くす」

と語りました。

以下は拡散されたツイッター投稿の映像


ダン・コーエン
ウクライナ24の司会者がナチスになりきり、アドルフ・アイヒマンを支持してロシア人の大虐殺を呼びかける。
「子供を殺すことで、子供は成長せず、国は消滅する。皆が貢献し、少なくとも1人のムスコを殺すことを望む」

映像の中でシャラフマル氏は、

「子供を殺すことで、子供は成長せず、国は消滅する。皆が協力し、少なくとも1人の男の子を殺すことを望む。

ウクライナ人の勝利のためだ。

平和のためではない。

分かって欲しい 勝利が必要なのだ そして、もしロシア人たちの家族をすべて虐殺しなければならないのなら、私は最初にそれを行うだろう。

そして、ロシアとロシア人のような国家が、この地球上に二度と存在しないことを願う。

もしウクライナ人が、基本的に今やっている、モスカルを破壊し、虐殺し、殺し、絞め殺す機会があれば、みんなが協力して、少なくとも1人のモスカルを殺してほしい」

と述べています。

シャラフマル氏の背後には、ウクライナ語で「ロシアの軍艦、消えろ」という言葉が表示されています。

これは、ウクライナ軍が英雄的に死んだとするスネーク島の部隊が、ロシア海軍に降伏して全員が死ぬ前に言ったとされる言葉だと言います。

チャンネル24はキエフに拠点を置いていますが、TRKラックスというメディア複合企業の所有で、カテリーナ・キット・サドワとその夫でウクライナ西部のリヴォフ市長であるアンドレイ・サドヴィーが支配しています。

カテリーナ・キット・サドワ氏と夫のアンドレイ・サドヴィー氏

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先月、ロシアとウクライナの紛争が始まって以来、ウクライナの「ネオナチ」の存在が世界にクローズアップされています。

彼らは何者か、なぜこれほどまでに影響力があるのか、そしてなぜ西側メディアとその従順者たちは彼らを無視してきたのか?

キエフで最近行われたフェスティバルでは、ナチのシンボルが誇らしげに展示され、「ホワイト・プライド」とまで宣伝されました。

しかし、西側メディアからはほとんど注目されず、彼らはいまだにウクライナにはネオかどうかにかかわらずナチは存在しないことに固執していいます。


写真は、2019年3月23日、キエフの独立広場での集会に参加するウクライナの極右政党「国家隊」と先頭を歩くアンドリー・ビレツキー党首© AFP / Sergei SUPINSKY

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注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が話題になっていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。

しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシア側のニュースソースを全面的に解説しています。

以上。

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