ロシア時間3月1日00:02ロシア・トゥデイ
「ロシア・トゥデイ(RT)は、ロシア連邦予算からの公的資金で運営されている、自律的な非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設したRTは、現在、9つのテレビチャンネルでニュース、時事問題、ドキュメンタリーを放送する24時間体制のグローバルなニュースネットワークであり、6つの言語によるデジタルプラットフォームと、姉妹ニュースエージェンシーのRUPTLYを擁しています。
現在、RTは5大陸、100カ国以上で視聴可能です。主流メディアが見落としているストーリーをカバーし、時事問題に対する新たな視点を提供し、主要なグローバルイベントに対するロシアの視点を国際的な視聴者に伝えています。
2021年1月の時点で、RTのウェブサイトは合計で1億5000万以上の月間アクセス数を記録しています。2020年、RTは世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しています」
日本語解説:WAU
「フェイスブック、EUユーザーの『ロシア・トゥデイ及びスプートニク』へのアクセスを制限」
フェイスブックの親会社が、欧州ユーザーのロシア国営メディアへのアクセスを制限
ロシア・トゥデイ・ニュース(RT)によると、ソーシャルメディアの巨人メタは、ヨーロッパ全域のFacebookとInstagramのプラットフォームで、ロシア国家を支援するメディアへのアクセスを制限すると、同社の副社長ニック・クレッグ氏が月曜日に発表しました。
クレッグ氏は、
「現在の状況の例外的な性質を考えると、我々は現時点でEU全域でRT(ロシア・トゥデイ)とスプートニクへのアクセスを制限する予定です」
とツイートし、この問題に関して各国政府と「緊密に協力していく」ことを約束したと言います。
ニック・クレッグ氏
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この禁止令は、フェイスブックがロシアの国営メディアに対し、世界のあらゆる場所でのプラットフォーム上での収益化を禁止した数日後に出されました。
ロシアによるウクライナへの攻撃を理由に、偏った事実確認とウクライナ関連コンテンツへの警告ラベルの展開を中止するというロシア当局の要請を拒否したのです。
ロシア政府はこれに対し、ロシア国内の同プラットフォーム(Facebook)へのアクセスを一部制限しています。
フェイスブックは、ウクライナでの攻防が続く中、ロシアのメディアを封じ込めることを約束したいくつかのソーシャルネットワークのひとつです。
日曜日には、欧州委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長が、EU全域でロシアの国営メディアの通信を遮断することを宣言し、
「ヨーロッパで彼らの有害な偽情報を禁止するツールを開発している」
と発表しました。
EU当局はまた、Googleとその子会社であるYouTubeのCEOと会談し、ソーシャルメディアプラットフォームがロシアの国営メディアへのアクセスを遮断する取り組みを強化するよう要請しました。
GoogleとYouTubeは週末にロシア国営放送のチャンネルを削除しましたが、EUはこれでは不十分だと主張し、
「戦争プロパガンダ」
と非難しているコンテンツそのものを禁止するよう求めています。
ウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長
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すでにロシア国営メディアを見ているときにユーザーに警告を発しているTwitterは、月曜日に、投稿者がロシア国営メディアのアカウントでなくても、そのようなアウトレットからのコンテンツを共有するツイートに警告ラベルを追加すると発表しています。
問題のあるツイートには、
「このツイートはロシア国営メディアのウェブサイトにリンクしています」
とユーザーに警告するオレンジ色の感嘆符が表示されるようになりました。
この新しいラベルは、RTやスプートニクなど、すでに「ロシア国営メディア」の烙印を押されているメディアには適用されませんが、しかし、ロシア国家に関連するとされるコンテンツを共有するツイートは、プラットフォームの「トップ検索機能」には表示されなくなると伝えています。
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注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が話題になっていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。
しかし、どのような事も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシア側のニュースソースを全面的に解説しています。
今回の記事は、コロナ・ワクチンに対しての疑問や非難の声がBANされたことで、ビッグテック・ソーシャル・メディアへの不信感に繋がったことと同じように感じます。読者のみなさんはどうでしょうか??
以上。
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この記事の感想:
翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアしてくださいませ。