写真は、2022年2月18日、ロシア・モスクワでベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領と共同記者会見に臨むロシアのプーチン大統領 via REUTERS
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ロシア時間2月28日20:18ロシアRT
「ロシアRTは、ロシア連邦予算からの公的資金で運営されている、自律的な非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設したRTは、現在、9つのテレビチャンネルでニュース、時事問題、ドキュメンタリーを放送する24時間体制のグローバルなニュースネットワークであり、6つの言語によるデジタルプラットフォームと、姉妹ニュースエージェンシーのRUPTLYを擁しています。
現在、RTは5大陸、100カ国以上で視聴可能です。主流メディアが見落としているストーリーをカバーし、時事問題に対する新たな視点を提供し、主要なグローバルイベントに対するロシアの視点を国際的な視聴者に伝えています。
2021年1月の時点で、RTのウェブサイトは合計で1億5000万以上の月間アクセス数を記録しています。2020年、RTは世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しています」
日本語解説:WAU
「プーチン大統領、新たな制裁措置に対し、西側諸国を『嘘の帝国』と非難」
ロシアRTによると、ロシアのプーチン大統領は、隣国ウクライナでの特別軍事作戦をめぐり、同国を襲った新たな制裁の波に対し、欧米を「嘘の帝国」と呼び、痛烈に批判したと言います。
プーチン大統領は、月曜日に政府高官を前にして、
「私は、いわゆる西側社会を私が演説で呼んだように、『嘘の帝国』が我が国に対して実施しようとしている制裁を念頭に置いて、経済・金融問題を議論するために皆さんを招待しました」
「嘘の帝国」とは、先週木曜日、プーチン大統領がウクライナでの攻勢開始を発表した際に発した造語です。
アメリカが「システム形成国」である以上、集合体である西側諸国全体がそのような「帝国」となっていると、そのときプーチン氏は言っています。
「ところで、アメリカの政治家、政治学者、ジャーナリスト自身が、近年、アメリカ国内で実際に「嘘の帝国」が出来上がっていると警告を発しています。それは事実なので、反対するのは難しい」
「アメリカの衛星国はすべて、忠実に同意し、その音楽に合わせて歌うだけでなく、その行動を真似し、提示されたルールを熱心に受け入れている。したがって、正当な理由があれば、米国が自らのイメージと似せて形成した、いわゆる西側ブロック全体が、すべて『嘘の帝国』であると自信を持って言うことができる」
とプーチン氏は述べています。
ロシアのウクライナでの作戦は、同国でのさらなる流血を防ぎ、首都キエフが同国東部のドネツクとルガンスクの分離独立地域に全面攻撃を仕掛けようとするのを阻止するために残された唯一の選択肢になったと、当初からロシア政府は説明しています。
攻勢に先立ち、ロシアは同地域の人民共和国を独立国家として正式に承認しています。
しかしウクライナ政府は、攻撃は「いわれのないもの」だと主張し、武力による離脱地域の奪還計画はゼロだと今だに主張しています。
ドネツクとルガンスクは2014年、民主的に選出された同国政府を追放したマイダンクーデターを経てウクライナから分離しました。
その後、2014年から15年にかけてのミンスク協定により、活発で大規模な戦闘は終了したものの、協定が提供した危機からの脱却ロードマップは実行されず、共和国は数千人の死者を出した低強度の戦いに何年も耐えている状態です。
マイダンクーデター
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注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が話題になっていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。
しかし、どのような事も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシア側のニュースソースを全面的に解説しています。
以上。
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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアしてくださいませ。