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ロシアRTニュース「ロシア政府、欧米への対抗制裁としてその『弱点』を突くと発表」

写真は、ロシア上院議長のヴァレンティーナ・マトヴィエンコ氏の記者会見の様子 © Global Look Press / Aleksey Nikolsky

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ロシア時間2022年2月25日 13:57ロシアRT

「ロシアRTは、ロシア連邦予算からの公的資金で運営されている、自律的な非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設したRTは、現在、9つのテレビチャンネルでニュース、時事問題、ドキュメンタリーを放送する24時間体制のグローバルなニュースネットワークであり、6つの言語によるデジタルプラットフォームと、姉妹ニュースエージェンシーのRUPTLYを擁しています。

現在、RTは5大陸、100カ国以上で視聴可能です。主流メディアが見落としているストーリーをカバーし、時事問題に対する新たな視点を提供し、主要なグローバルイベントに対するロシアの視点を国際的な視聴者に伝えています。

2021年1月の時点で、RTのウェブサイトは合計で1億5000万以上の月間アクセス数を記録しています。2020年、RTは世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しています」

日本語解説:WAU

「ロシア政府、欧米への対抗制裁としてその『弱点』を突くと発表」

ロシアは西側諸国の新たな規制を反映せず、米国とその同盟国の「弱点」を叩くだろう

ロシアRTの記事によると、ロシア上院議長のヴァレンティーナ・マトヴィエンコ氏は、25日金曜、タジキスタンを訪問中、記者団に対し、

「ロシアのウクライナでの軍事作戦をめぐり、米国とその同盟国が科したロシアへの制裁に対抗する」

とした上で、

「ロシアの対応は、米国とその同盟国が課した制限をそのまま反映するのではなく、西側諸国の痛いところを突くことになるだろう。我々は西側の弱点をよく知っており、全体のパッケージを、ロシアに対する制裁を発表したそれらの国に対して使用される一連の潜在的制裁を起草している。西洋は多くの弱点を持っている」

と語っています。

但し、起草された対抗制裁案の詳細については一切触れてなく、ただ、ロシアを傷つけないようにするための措置である、とだけ述べています。

ロシア政府は 「制裁に起因するすべての脅威を考慮し、安全装置を開発した」と述べています。

ヴァレンティーナ・マトヴィエンコ上院議長

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また、マトヴィエンコ上院議長は、米国とドイツがロシアの運営するパイプラインプロジェクト「ノルドストリーム2」に対してとった措置にもかかわらず、ロシアは欧州にとって信頼できるガス供給国であり続けるとも述べています。

ベルリンでは、ロシアがウクライナで操業を開始する前から、同プロジェクトの認証の即時停止を決定していました。

この決定は、今週初めにロシア政府がドネツクルガンスク両共和国を公式に分離独立したと承認したことを受けて下されたものです。

ロシア上院議長のこれらの発言は、米国のジョー・バイデン大統領が木曜日に、ウクライナでの軍事作戦を開始したロシアに対して「長期的影響力」のある制裁措置、即ち、ロシアの銀行部門と、ドル、ポンド、円でのビジネス能力をターゲットにしたものですが、この制裁はロシアをSWIFTシステムから切り離すことはしていない事を発表した後に述べられています。

その後、EUは同日、EU委員会の責任者であるウルスラ・フォン・デア・ライエン氏の声明にあるように、

「ロシアの銀行市場の70%だけでなく、防衛分野を含む主要な国有企業も対象とする」

ことで追随しています。

ウルスラ・フォン・デア・ライエン氏

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24日木曜の朝、ウクライナで大規模な軍事作戦を開始し、首都キエフ政権の「非軍事化、脱ナチス化」を目指していると、ロシア政府は声明を出しています。

以上。

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