写真は、イラン外相アッバス・アラクチ© Horacio Villalobos / Corbis via Getty Image
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日本時間04月16日00:48 ロシア・トゥデイ（RT)
「イランの核開発要求の詳細が明らかに」
テヘランは、制裁解除と引き換えに、自国の原子力プログラムが非軍事目的であることを保証する用意があると伝えられている
テヘランタイムズが引用したところによると、イランの最高外交官は、アメリカによる制裁解除と引き換えに、核兵器化を目的としていないという保証をイランは提供する用意がある、と述べた。
セイエド・アッバス・アラグチ氏は、土曜日にオマーンの首都マスカットで、アメリカの特使スティーブ・ウィットコフ氏と間接的に協議を行った際、イラン代表団を率いた。
この会合は、アメリカとイランが数年にわたって初めて外交的に接触したもので、イランの核開発計画とアメリカによる制裁緩和の可能性に焦点が当てられた。
報道によると、アラグチ氏は、イランは「ウィンウィンの合意」を望んでおり、「いかなる状況下でも、核開発計画の解体には同意しない」と述べた。
しかし、同国は「自国の核活動の軍事転用に対する保証を提供するための措置を講じる用意がある」と述べ、これには、国際原子力機関（IAEA）が同国の核施設へのアクセスを許可することが含まれる。
テヘラン・タイムズによると、その見返りとして、テヘランはアメリカによるいくつかの分野に対する制裁が、「他の口実」で復活される可能性なしに、解除されることを望んでいる。
同紙は、ウィットコフ氏がアメリカが譲歩する必要があることを認め、会談中、特使はイランの核開発計画の潜在的な解体について言及せず、また、ドナルド・トランプ大統領が2018年に任期中に離脱した当初の合意である包括的共同作業計画（JCPOA）についても言及しなかったと報じている。
月曜日にFox Newsのインタビューで、ウィットコフ氏は、マイク・ウォルツ大統領補佐官（国家安全保障問題担当）を含む他のアメリカ政府高官の要求にもかかわらず、テヘランに核開発プログラムの解体要求を呼びかけることは控えたと述べ、
「イラン人との会話は、主に2つの重要な点についてになるだろう」
1つ目はウラン濃縮の検証であり、
「最終的には、ミサイル、彼らがそこに備蓄しているミサイルの種類、爆弾の起爆装置を含む、兵器化の検証である」
しかし、イスラム革命防衛隊（IRGC）は、イランの軍事能力は禁じ手であると主張している。
「国家安全保障と防衛、軍事力は、いかなる状況下でも議論や交渉の対象とはなり得ない、イラン・イスラム共和国のレッドラインである」
と、IRGCの報道官アリ・モハマド・ナイニは火曜日に述べている。
これらは、複数のメディアが引用したものである。
イランとアメリカによる次の会談は、4月19日に開催される予定である。
以上。
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