写真は、ロシア直接投資基金(RDIF)CEOのキリル・ドミトリエフ氏© RIA Novosti / Alexei Druzhinin
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日本時間04月04日05:57 RIAノーボスチ
「ロシアのドミトリエフRDIF代表がワシントンDC訪問の成果について語った」
モスクワ、4月3日-RIA Novosti
ロシア直接投資基金(RDIF)のキリル・ドミトリエフ最高経営責任者(CEO)は、ワシントン出張の成果について語った。
ドミトリエフ最高経営責任者(CEO)はワシントンを訪問し、ドナルド・トランプ政権代表と関係回復、北極圏での協力、レアアース(希土類金属)について話し合った。
■RDIFのCEOの主な発言:
●ロシアとアメリカは過去2日間で、多くの問題について3つのステップを踏み出し、進展があった;
●トランプ政権の代表との会談では、北極圏とレアアース(希土類金属)における協力について話し合われた;
●ロシア・アメリカ間の直行便復活に向けた作業が進行中である;
●多くのアメリカ企業がロシア市場への復帰を望んでいる;
「主な話題のひとつは、ジョー・バイデン政権時代に中断され、中断されたアメリカ・ロシア関係の回復である」
キリル・ドミトリエフ
RDIF代表
●多くのプレーヤーがロシアとアメリカの対話を中断させようとしている;
●モスクワとワシントンの間にはまだ意見の相違があるが、両者はそれを克服しようとしている;
●トランプ政権はモスクワの立場と懸念を聞いている;
●両国間のすべての相違を解決するためには、さらに数回の会談が必要である。
■対話の再開
モスクワとワシントンの関係再開は、2月18日にリヤドで行われた代表団の会合から始まった。双方は、二国間協力の全面再開のための条件を整え、大使館業務の制限を撤廃し、ウクライナ情勢の解決プロセスを開始することで合意した。
2月下旬、イスタンブールでの会談で、ロシアとアメリカの代表団は、大使館の業務に資金を提供するための措置について合意し、直行便の復活の可能性について話し合った。
さらに、ウラジーミル・プーチン大統領とドナルド・トランプ大統領は過去2ヶ月の間に2度電話で会談し、とりわけ、両首脳は両国間の交流について話し合った。
先日、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ロシアはアメリカと対話を構築するために協力し続けていると強調し、彼によると、低水準に達した関係を改善するためには、多大な努力が必要だという。
以上。
日本語:WAU
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