写真は、アメリカ大統領ドナルド・トランプ、ホワイトハウスにて、ワシントンD.C. 2025年2月24日 © Getty Images / Chip Somodevilla
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日本時間02月26日22: ロシア・トゥデイ（RT)
「アメリカ連邦判事、トランプ大統領に2日間の猶予を与え、凍結された海外援助を解除要求」
NGOや政府請負業者が、割り当てられた助成金の保留をめぐり訴訟
複数のメディアが報じたところによると、アメリカ連邦判事は、ドナルド・トランプ大統領政権に対し、先月凍結されたすでに承認済みの数十億ドル規模の海外援助を2日以内に解除するよう命じた。
トランプ大統領は、自身の「アメリカ第一主義」の目標に適合しているかどうかの審査を行うため、就任初日にほとんどのアメリカ海外援助資金を凍結した。この動きは、無駄な政府支出に対するより広範な取り締まりが行われている中でのことである。
アリ連邦地方裁判官は2月13日、まず一時差し止め命令（TRO）を発令し、トランプ政権に対して、先月から大統領令によって凍結されている貸付金および契約のための資金を解放するよう要求した。
先週の続行審理では、政府側の弁護士は、政権はTROに従っていると主張し、審査中は契約をキャンセルしたり疑ったりする余地を残していると主張した。
火曜日の電話会議で、判事は政権が同裁判官のTROに従う兆候をまったく示していないと主張し、ロイター通信は火曜日に、アリ判事は、トランプ政権は水曜日の夜11時59分までに、受給者および請負業者に外国援助資金を支払わなければならないと裁定したと報じた。
この訴訟の原告には、政府との契約を持つ非政府組織（NGO）や企業も含まれており、トランプ政権による援助凍結の結果、従業員を解雇せざるを得なくなり、プログラムを中止し、完全に閉鎖するリスクに直面していると主張している。
NGOは、アメリカ政府が国務省とアメリカ国際開発庁（USAID）から数千万ドルの資金提供を拒否したと主張している。
USAIDは、アメリカが海外の政治プロジェクトに資金を供給する主な手段である。
年間約400億ドルを海外支援に費やすUSAIDは、トランプ政権の行政効率化の最高責任者であるイーロン・マスク氏と新設された行政効率化省の最初のターゲットのひとつとなった。
トランプ氏とマスク氏はともに、USAIDは腐敗にまみれていると批判し、同機関の解体が必要だと主張している。
以上。
日本語：WAU
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