写真は、2024年11月28日 カザフスタンのアスタナにて © Sputnik / Ramil Sitdikov
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日本時間11月28日23:52 ロシア・トゥデイ（RT)
ウクライナ紛争と中東の戦争：バイアスを超えて
世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。
フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。
「トランプの身は『安全ではない』―プーチン」
次期アメリカ大統領とその家族は選挙キャンペーン中に「まったく野蛮な手段」にさらされたと、プーチン大統領は述べた
次期アメリカ大統領のドナルド・トランプは「安全ではない」と、ロシアのプーチン大統領は考えている。
ロシア大統領は木曜日、カザフスタンのアスタナでの記者会見で、2日間にわたる集団安全保障条約機構（CSTO）サミットに続いて、そう述べた。
プーチン大統領は、アメリカ大統領選挙キャンペーンの展開に驚愕したと述べ、「トランプに対する戦い方として、暗殺未遂を繰り返すなど、まったくもって野蛮な手段が用いられた」ことを挙げた。
「私の意見では、彼は今、安全ではない」
とプーチン大統領は強調し、
「アメリカではさまざまな事件が起こっている」
と指摘した。
ロシア大統領は、トランプを経験豊富で賢明な政治家と称賛し、次期アメリカ大統領が「慎重に、このことを理解している」ことを望むと述べた。
トランプは7月13日、ペンシルベニア州バトラーでの選挙集会中に暗殺未遂事件に遭い、150メートルほど離れた場所から発射された銃弾が彼の耳をかすめた。
シークレットサービスが犯人を射殺し、後に犯人はピッツバーグ近郊の郊外に住む20歳のトーマス・クルックスと特定された。
もう一人の暗殺未遂犯、ライアン・ラウスは、9月にフロリダのトランプ所有のゴルフコースで待ち伏せをした後、逮捕された。
水曜日、ABCニュースは裁判資料を引用し、トランプ氏とその家族を殺すと脅迫した容疑で、アリゾナ州の男がアメリカ連邦当局に逮捕されたと報じた。
この男は、「ほぼ毎日」Facebookに投稿していた一連の動画でそう脅迫していたという。
プーチン大統領は、トランプ氏の政治的反対派が共和党員の家族や子供たちを標的にしたことについて、さらに驚いていると述べた。
プーチン大統領は、そのような行為は「反吐が出る」ものであり、アメリカの政治システムの衰退を示すものだと述べ、犯罪集団でさえそのような手段には訴えないと指摘した。
プーチン大統領は、バイデン政権がトランプ大統領とロシアの関係に困難をもたらそうとしている可能性を排除できないと述べた。
しかし、
「モスクワは次期政権を含め、アメリカとの対話の用意がある」
とプーチン大統領は強調した。
以上。
日本語：WAU
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