写真は、OpenAI社が開発した人工知能ツールが生成した動画© AFP / Stefano Rellandini
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日本時間07月13日20:20 ロシア・トゥデイ（RT)
ウクライナ紛争と中東の戦争：バイアスを超えて
世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。
フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。
「ChatGPTの開発者が極秘裏に新型AIを開発中」
同モデルの推論能力を大幅に高めることを目指している
仮想アシスタント「ChatGPT」を開発したOpenAIが、人工知能技術に関する新たなアプローチに取り組んでいるとロイターが報じた。
「ストロベリー」というコードネームが付けられたこのプロジェクトの一環として、マイクロソフトが支援する同社は、同モデルの推論能力を飛躍的に向上させることを目指している、と通信社は金曜日の記事で報じた。
ストロベリーがどのように機能するかは、OpenAI内部でも「厳重に守られた秘密」であると、事情に詳しい人物がロイターに語った。
情報筋によると、このプロジェクトは、広範なデータセットで事前学習を行ったAIモデルを「特殊な方法で」処理する。
その目的は、人工知能に問い合わせに対する回答を生成させるだけでなく、インターネットを自律的かつ確実にナビゲートすることで、いわゆる「深い研究」を行うのに十分な先を見越した計画を立てられるようにすることだと、情報筋は説明した。
ロイターは、アメリカ企業が研究を行うためにストロベリーをどのように活用するかの計画について詳しく説明したOpenAIの内部文書を入手したと述べた。
しかし、同機関は、この技術がいつ一般公開されるかは確認できなかったと述べた。
情報筋は、このプロジェクトを「進行中」と表現した。
この件について質問を受けた際、OpenAIの広報担当者はロイターに対し、
「私たちは、AIモデルに私たち（人間）と同じように世界を見て理解してもらいたいと考えています。新しいAI機能の研究は業界では一般的なことであり、これらのシステムは時間をかけて推論能力を高めるという共通の信念があります」
と述べたが、広報担当者は回答の中で「ストロベリー」に直接言及しなかった。
現在のAIの大規模言語モデルは、膨大な量のテキストを要約し、首尾一貫した文章を人よりも速く作成することができるが、通常、人間にとっては直感的な常識的な解答に苦戦する。
このような場合、モデルはしばしば、虚偽または誤解を招く情報を事実として表現しようとする「幻覚」を見る。
ロイターに語った研究者によると、これまでAIモデルが回避してきた推論は、人工知能が人間レベル、あるいは超人間レベルを達成するための鍵となる。
先週、人工知能の世界的権威であり、ディープラーニングのパイオニアであるヨシャ・ベンジオ氏は、人間レベル以上の人工知能の開発を競い合う民間企業がもたらす「人類の絶滅」の可能性を含む「多くのリスク」について、改めて警告した。
「人間よりも賢く、独自の目標を持つ存在が、本当に私たちの幸福のために行動してくれるのか？」
モントリオール大学教授で、モントリオール学習アルゴリズム研究所（MILA）の科学ディレクターを務めるベンジオ氏は、自身のウェブサイトに掲載された記事の中でこのように述べている。
ベンジオ氏は、科学界と社会全体に対し、高度なAIをコントロールする方法を見出すために「大規模な共同の取り組み」を行うよう呼びかけた。
以上。
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