写真は、モスクワにあるロシア中央銀行© RIA Novosti / Maxim Blinov
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日本時間06月14日04:12 RIAノーボスチ
ウクライナ紛争と中東の戦争：バイアスを超えて
世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。
フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。
「ロシア中央銀行はモスビルジ通貨市場の午前中の取引を一時中止した」
モスビルジ通貨市場で午前9時50分まで取引を行わないことを決定
モスクワ、6月13日-RIAノーボスチ。
中央銀行は声明で、モスビルジの通貨・貴金属市場における午前中の取引を6月14日から停止すると発表した。
「ロシア中央銀行は、2024年6月14日以降、この決定が取り消されるまで、PJSC『モスクワ取引所』のデリバティブ市場と同様に、通貨市場と貴金属市場において、モスクワ時間9:50までの取引セッションを行わないことを決定した」
と声明は述べている。
6月12日、アメリカは対ロシア制裁を拡大した。
特にモスクワ取引所とナショナル・クリアリング・センターがブラックリストに掲載された。
6月13日以降、同取引所でのアメリカドル、ユーロ、香港ドルの取引は停止され、店頭市場に移った。
中央銀行は、国際通貨市場も世界のほとんどの国の通貨市場も店頭市場であることを再認識した。
他のすべての取引所セグメントとルーブルや他の通貨の取引商品の取引は通常通り行われる、と規制当局は付け加えた。
ウクライナにおけるロシア軍の特別作戦開始後、西側諸国はモスクワに対する制裁圧力を強めている。
プーチン大統領が指摘したように、ロシアを封じ込め弱体化させる政策は西側の長期的な戦略だが、制裁は世界経済全体に深刻な打撃を与えている。
プーチン大統領によれば、アメリカとその同盟国の主な目的は、何百万人もの人々の生活を悪化させることだという。
とはいえ、ロシアは制裁の圧力に対処しており、西側諸国自身も、こうした制限は効果がないという意見を繰り返し表明している。
しかし、モスクワが強調したように、西側諸国は反ロシア制裁政策の失敗を認識する勇気を欠いている。
以上。
日本語：WAU
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチは、TASSやInterfaxと並んで、ロシアで最も重要な報道機関の1つと考えられています。2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について」という法令により、RIA Novostiメディアグループが正式に解散されました。しかし、その代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ（Rossiya Segodnya）が設立され、RIAノーボスチのブランドを引き続き使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、視聴者に正確かつ最新の情報を提供し続けているとされています。（詳細）
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