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「BRICS諸国の大多数がドル離れの自国通貨建て決済を支持」

写真は、ヨハネスブルグのBRICS首脳会議プレスセンター© RIA Novosti / Grigory Sysoyev

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日本時間02月29日04:56 RIAノーボスチ

現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争、及びイスラエルとハマスとの戦争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。

しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。

したがって、ウクライナ紛争と、中東の戦争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。

注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。

「BRICS諸国の大多数がドル離れの自国通貨建て決済を支持」

サンパウロ2月28日、ロシアのイワン・チェベスコフ財務副大臣がRIAノーボスチに語ったところによると、BRICS財務相・中央銀行総裁会議では、ほとんどの国がドル離れを支持し、自国通貨による決済がBRICS諸国にとって必要であると指摘した。

会議は前日、ブラジルのサンパウロで開催された。

「これは、昨日行われたBRICSプラットフォームでの議論の枠組みの中で、非常にトピックとなる問題だった」

と同副大臣は、貿易におけるドル離れの動き、代替決済の模索、デジタル通貨での決済について議論されたのかとの質問に対し答えた。

「ほとんどの国は、自国通貨での決済がBRICS諸国に必要なものだと言った。我々はすでに10カ国からなるBRICSの大家族だ。また、中央銀行のデジタル通貨開発の経験や、プラットフォーム構築の経験の共有、さまざまなプラットフォームのパイロット版への参加の共有も行われた」

とチェベスコフ氏は述べた。

「つまり、BRICS内で貿易高を増やし、経済的な結びつきを強化するためには、もちろん、各国通貨による独立した決済メカニズムが必要だ、というのが一般的な反応だった。参加者の大多数がこのような意見を支持しているように思えた」

と副大臣は付け加えた。

以上。

日本語:WAU

「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」

RIAノーボスチは、TASSやInterfaxと並んで、ロシアで最も重要な報道機関の1つと考えられています。2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について」という法令により、RIA Novostiメディアグループが正式に解散されました。しかし、その代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、RIAノーボスチのブランドを引き続き使用することになりました。

それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、視聴者に正確かつ最新の情報を提供し続けているとされています。(詳細

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