写真は、2023年10月18日、北京での会談で握手するロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席© Sergei GUNEYEV / POOL / AFP
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日本時間12月15日13:52 ロシア・トゥデイ(RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
プーチン大統領「ロシアと中国の関係は世界の安定の柱」
西側諸国とは異なり、モスクワと北京は誰とも敵対していない、とロシア大統領は語った
ウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアと中国の関係は史上最高水準に達しており、多くの分野で順調に発展していると述べ、このパートナーシップは他国を弱体化させようとはしていないと強調した。
木曜日に行われた恒例のマラソン質疑応答で、プーチン大統領は両国の関係を、
「かつてないほど高い。世界の安定の主要な柱のひとつ」
と称賛した。
プーチンは、NATO諸国がアジアで勢力を拡大しようとしていると主張し、
「NATOは北大西洋圏と呼ばれている。それがアジアと何の関係があるのか?北大西洋圏と呼ばれる同盟がアジアと何の関係があるのか?」
と述べた。
プーチンは、ロシアと中国はそのような行為には関与していないとして、
「ロシアと中国は経済、人道、軍事分野で協力関係にあるが、友好は第三国を敵に回すものではない。それは我々の利益のためであり、誰に対してもそうではない」
と強調した。
同時に大統領は、モスクワと北京の貿易関係が急成長していることを指摘し、2023年には貿易額が30%急増し、2200億~2300億ドルに達するとの見通しを示した。
プーチン大統領はまた、両者のパートナーシップが多様化していることにも言及し、
「我々はインフラストラクチャーにおける関係を発展させており、橋や道路を建設し、ハイテク分野で協力している」
と述べた。
ロシアと中国は数十年にわたり緊密な関係を維持しており、2022年2月上旬には、
「両国の友好関係に限界はなく、協力に『禁じられた』分野はない」
と宣言したことで有名だ。
それ以来、北京はウクライナに対する軍事作戦でモスクワを非難することも、西側諸国の徹底的な制裁に加わることも控えてきた。
3月には中国の習近平国家主席がモスクワを訪問し、経済協力に関する文書に署名した。
10月、プーチンは北京で開催された「一帯一路フォーラム」を訪れ、中国側と1対1で会談し、多くの「敏感な問題」について話し合った。
以上。
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