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「ロンドンで反ユダヤ、イスラム嫌悪の犯罪が急増」ユダヤ人に対する攻撃は1,353%、イスラム教徒に対する攻撃は140%増加していると警察が発表

写真は、ロンドンのスタンフォード・ヒルにある超正統派ユダヤ人コミュニティをパトロールするメトロポリタン警察の警官(2023年10月13日撮影)。© Daniel Leal / AFP

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日本時間10月22日07:36 ロシア・トゥデイ(RT)

現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。

しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。

したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。

注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。

「ロンドンで反ユダヤ、イスラム嫌悪の犯罪が急増」

ユダヤ人に対する攻撃は1,353%、イスラム教徒に対する攻撃は140%増加していると警察が発表

イスラエルとハマスの対立が劇的にエスカレートするなか、イギリスの首都ではユダヤ教徒やイスラム教徒に対するヘイトクライムが急増していると、メトロポリタン警察が発表した。

「残念なことに、警官の数が増えているにもかかわらず、ロンドン全域でヘイトクライムが大幅に増加している」

と警察庁は金曜日に声明を発表した。

10月1日から18日の間に218件の反ユダヤ犯罪が記録された。

イスラム嫌悪は42件から101件に増加した。

「これらの数字は、それぞれ1353%と140%の割合で増加している」

と警察は述べた。

パレスチナの過激派に捕らえられたイスラエル人のポスターを汚した疑いのある男や、バス停にイスラム嫌悪の落書きをした疑いのある男など、合計21人が逮捕された。

警察庁は、ユダヤ教徒とイスラム教徒の両コミュニティと緊密に協力し、

「安心感を与え、信仰学校、礼拝所、そして懸念のレベルが最も高いことが分かっているコミュニティの近辺での犯罪を捜査している」

と強調した。

英国のユダヤ人保護を目的とする慈善団体、コミュニティ・セキュリティ・トラスト(CST)は金曜日に、中東での戦闘が勃発した10月7日以降、少なくとも533件の反ユダヤ主義的事件を記録したと発表した。

ヘイトクライムの急増は、ドイツ、カナダ、アメリカを含む他の国々でも報告されており、ジョー・バイデン大統領は金曜日に、反ユダヤ主義とイスラム恐怖症の両方を非難するようすべての人に呼びかけた。

10月7日、ハマスとその同盟武装勢力がイスラエルを攻撃し、ガザへの報復空爆を引き起こした。

この戦闘で1,400人以上のイスラエル人と4,000人以上のパレスチナ人が死亡している。

日本語:WAU

以上。

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