Photo 出典元© YouTube / アメリカ国務省 マシュー・ミラー報道官
日本時間09月26日19:04 ロシア・トゥデイ(RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「アメリカ政府、タッカー・カールソンのプーチン主張に反論」
元Foxニュースの司会者は、ホワイトハウスがロシア大統領へのインタビューを妨害したと主張
日本語:WAU
アメリカ国務省のマシュー・ミラー報道官は記者団に対し、タッカー・カールソンがロシアのプーチン大統領にインタビューするのをワシントンの無名の人物が阻止しようとしたとの疑惑について、何も言うことはないと語った。
タッカーの名前を聞いたミラーは、ジャーナリストの質問を遮り、「これはいい話になるぞ」と言った。
場内の笑いを誘った後、記者は続けて報道官に何かコメントはないかと尋ねた。
「彼が何を言っているのかさっぱりわからない」
とミラーは笑顔で述べ、次の質問に移った。
先週、フォックス・ニュースの元司会者タッカー・カールソンは、スイスの『ディ・ヴェルトヴォッヘ』誌にプーチンとのインタビューを試みたと語ったが、インタビューがいつ行われる予定だったのか、アメリカ政府が具体的にどのように介入してきたのかは明かさなかった。
「プーチンにインタビューしようとしたら、アメリカ政府に止められた」
とカールソンは主張した。
頻繁に物議を醸すこのカールソンは、このエピソードについて詳しくは語らなかったが、バイデン政権が何らかの形で対談を止めたことを示唆しているようだった。
「ところで、誰も私を擁護しなかった。私はこの男が好きではないかもしれないが、誰にでも彼にインタビューする権利があり、我々にはプーチンの発言を聞く権利がある」
とカールソンは付け加えた。
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は月曜日に、西側の国民は「ロシア嫌いのプロパガンダ」で溢れており、プーチンのインタビューは「冷静に 受け止められないだろう」
と述べた。
ペスコフ報道官はカールソンの主張についてコメントしなかったが、ロシア大統領がアメリカ人ジャーナリストとのインタビューを検討するかどうかという質問に対しては、
「様子を見ましょう」
と答えた。
以上。
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