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「ロシア政府、カナダ議会のSS隊員顕彰に抗議の声」ペスコフ氏、元ナチスSS隊員称賛を非難

写真は、ウラジーミル・ゼレンスキーがカナダ議会を訪問した際のSSガリシア師団の退役軍人ヤロスラフ・フンカ@CTVニュースの映像

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日本時間09月25日19:18 RIAノーボスチ

現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。

しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。

したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。

注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。

「ロシア政府、カナダ議会のSS隊員顕彰に抗議の声」

ペスコフ氏、元ナチスSS隊員称賛を非難

日本語:WAU

9月25日、 ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、98歳の元SSガリシア師団員ヤロスラフ・フンカ氏がカナダ議会に姿を現したことについて、

「ナチスの犯罪に時効はなく、第二次世界大戦の歴史に対する無知は、『ファシズムの新たな表れ』をはらんでいる」

とコメントした。

「彼らが何歳であろうと、これらの犯罪に時効はない。<...>このような杜撰さは、もちろん言語道断である」

と国家元首の行政副責任者は述べた。

フンカは9月22日、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領の訪問に合わせて、カナダ議会の特別会議に招待された。

そこで98歳のフンカは「第二次世界大戦中、ロシアと戦ったウクライナ独立の闘士」として紹介され、聴衆の拍手を浴びた。

この部隊はソ連軍と戦っただけでなく、ユダヤ人、ポーランド人、ベラルーシ人、スロバキア人に対する残虐行為に関わった事でも有名だった。

この部隊は主にウクライナの民族主義者で構成されていた。

ペスコフ氏によれば、西側諸国では20世紀の歴史を知らない世代が育っているという。

「カナダを含む多くの西側諸国では、誰が誰と戦い、第二次世界大戦中に何が起こったのかを知らない若い世代が育っている。そして、ファシズムの脅威についても何も知らない。このことは、あちこちにファシズムが現れるという事実をはらんでいる。そして今、ヨーロッパの中心部、ウクライナでファシズムが実質的に立ち上がろうとしているのを目の当たりにしている」

と述べ、ウクライナの民族主義者を国会に招いた責任は、下院議長のアンソニー・ロタにあると主張した。

ロタは、

「決定を後悔させるような追加情報を後になって気づいた」

と述べた。

カナダのジャスティン・トルドー首相は、自身もジーレンスキ氏の代表団もこの計画を知らなかったと述べた。

ヴィトルド・ジエルスキ駐カナダ・ポーランド大使は、主催者に謝罪を要求した。

また、イスラエル反ファシスト運動代表のドミトリー・トラピロフ氏は、本紙に、

「駐カナダ・イスラエル大使に、このような行為の不当性について説明するよう要請する」

と述べた。

以上。

「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」

RIAノーボスチは、TASSやInterfaxと並んで、ロシアで最も重要な報道機関の1つと考えられています。2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について」という法令により、RIA Novostiメディアグループが正式に解散されました。しかし、その代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、RIAノーボスチのブランドを引き続き使用することになりました。

それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、視聴者に正確かつ最新の情報を提供し続けているとされています。(詳細

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