写真は、テヘランのイラン国旗 © AP Photo / Vahid Salemi
Photo 出典元
日本時間07月04日19:45 RIAノーボスチ
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
「イランが上海協力機構（SCO）に加盟 」
イランに正式加盟を認める宣言を発表
日本語：WAU
7月4日、イランが上海協力機構（SCO）の正式加盟国となったと、SCO首脳会議後に採択されたニューデリー宣言が伝えた。
「加盟国は、イラン・イスラム共和国が本格的な加盟国としてSCOに加盟したことの歴史的意義を強調した」
サミットでエブラヒム・ライシ大統領が強調したように、この決定はイランに安全保障、主権、持続可能な経済発展を強化するための条件を提供するものである。
ライシ大統領はまた、自国通貨による決済への切り替えを求め、
「西側世界の覇権主義がドルの覇権主義を助長している。新たな経済秩序を構築するためには、世界の慣行においてこの覇権の道具を取り除き、国家間の決済に自国通貨を使用する必要がある」
と述べた。
上海協力機構は2001年に設立され、ロシア、インド、中国、カザフスタン、イラン、キルギス、タジキスタン、パキスタン、ウズベキスタンが加盟している。
ベラルーシはオブザーバーの地位にあるが、昨年7月に正式加盟を申請した。
以上。
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチは、TASSやInterfaxと並んで、ロシアで最も重要な報道機関の1つと考えられています。2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について」という法令により、RIA Novostiメディアグループが正式に解散されました。しかし、その代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ（Rossiya Segodnya）が設立され、RIAノーボスチのブランドを引き続き使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、視聴者に正確かつ最新の情報を提供し続けているとされています。（詳細）
WAUメディアからのコメント： ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。この記事についてのご意見やご感想をお聞かせいただけますと幸いです。コメント欄は下記にございます。
