写真は、ロシア軍がアスカニア・ノヴァ(ケルソン地方)の生物圏保護区の研究所から押収した文書で、イーゴリ・キリロフ中将が、「アメリカがウクライナ領内で生物兵器を開発していることを証明する」データ@会見動画
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日本時間05月26日19:10 RIAノーボスチ
注: 現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
「ロシア国防省:アメリカがウクライナで生物兵器を開発中であると再び証明」
日本語:WAU
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2023年5月26日、ロシア軍の放射線・化学・生物防護(RCHBZ)の責任者であるイーゴリ・キリロフ中将は、次のように述べた。
「ロシア国防省は、アメリカがウクライナ領内で生物兵器を開発していることを再び証明するデータを受け取った。具体的には、種の壁を越える能力を持つ鳥インフルエンザウイルスの菌株の収集事実が報告されている」
この文書は、ロシア軍がアスカニア・ノヴァ(ケルソン地方)の生物圏保護区の研究所から押収したものであり、報道によれば、これらの資料はアメリカのプロジェクトU-Pi-8、Pi-444、Flu-Fly-Wayにおいてハリコフ獣医学研究所が関与していることを示している。
キリロフ氏によれば、これらのプログラムの目的は、「経済的に重要な感染症の病原体の伝播過程が管理不能になる可能性を評価することで、食糧安全保障へのリスクも含まれる」と言う。
「同時に、アメリカ軍は地政学的な敵対国の国境沿いに位置する生物研究所において、国外の経済的に重要な感染症について積極的に研究している。この事実は、アメリカがウクライナ領を含む国外で生物兵器の構成要素を開発していることを再確認するものである」
と中将は続けて述べ、
「ペンタゴンという『鳥の移動経路の研究とは無関係の機関』が顧客として名を連ねていた。ロシア国防省のタスクフォース、連邦保安庁、ロッセルホズナゾールの職員は、特にH5N8株の鳥インフルエンザウイルスの収集と証明を確認した。また、彼はケルソン予備軍の職員が選択した生体物質を緊急に破壊しようと冷凍装置を無効にし、液体窒素で冷凍保存庫を破壊しようとしたが、『破壊したサンプルからも』高病原性鳥インフルエンザ、ニューカッスル病ウイルス、アヴロウイルスの遺伝物質の痕跡を検出することができた」
と補足した。
キリロフ氏は、アスカニア・ノヴァ自然保護区で2021年に鳥の大量死が報告されたことを指摘し、この現象は感染症によるものであると、既に注意喚起していた。
特に懸念されるのはロシアとヨーロッパ諸国における鳥インフルエンザの発生率の増加で、国際疫病事務局によれば、この病気は通年化し、2021年以降の損失は30億ユーロを超えたと述べている。
キリロフ氏によれば、今年に入ってからロシア全土の連邦地区で32件の鳥インフルエンザの発生が報告されているとのことである。
また、アメリカでは2003年以降、鳥インフルエンザの流行が見られ、人への感染も1件報告されている。しかし、アフリカ豚熱や口蹄疫など、食料安全保障に深刻な脅威をもたらす病気の発生は、歴史上、アメリカ国内で記録されていないことが指摘された。
キリロフ氏は、2022年10月にアメリカが国家バイオハザード戦略を公布したことを思い起こし、以下のように述べた。
「承認された戦略に基づき、ワシントンは自国の国益を追求するために、バイオ脅威の予防、対応、無力化に向けたアメリカ主導のアーキテクチャを構築する計画を立てている」
以上。
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチは、TASSやInterfaxと並んで、ロシアで最も重要な報道機関の1つと考えられています。2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について」という法令により、RIA Novostiメディアグループが正式に解散されました。しかし、その代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、RIAノーボスチのブランドを引き続き使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、視聴者に正確かつ最新の情報を提供し続けているとされています。(詳細)
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