写真は、スコットランドのゴルフ場で、ドナルド・トランプ元アメリカ大統領(2023年5月2日撮影)。© Andy Buchanan / AFP
Photo 出典元
日本時間05月11日08:24 ロシア・トゥデイ(RT)
注: 現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
「トランプ、アメリカの債務不履行を提唱」
前大統領が、政府の『酔っ払い船員』的な支出を批判
日本語:WAU
ドナルド・トランプ前大統領は、民主党が「大規模な」歳出削減に同意しない場合、共和党は連邦政府が31兆ドルの債務不履行に陥ることを認めるべきだと述べ、債務上限引き上げの交渉で共和党がより強硬な姿勢をとるよう促した。
トランプ氏は、CNN主催のタウンホールイベントで、現在31.4兆ドルに達している連邦政府の借入限度額について、二大政党が合意に至らず、迫り来る債務危機に議員たちがどのように対処するべきかを問われ、
「共和党の議員や上院議員に言いたいのは、大規模な削減をしなければ、デフォルト(債務不履行)をするしかないということだ」と述べ、それを許す前に「民主党は絶対に屈服する」と信じていると付け加えた。
さらにトランプ氏は、「酔っ払った船員のようにお金を使う」と政府を非難し、予算を削減して債務を減らすよう関係者に促し、「我が国は愚かな人々によって破壊されている」と警告した。
司会のケイトラン・コリンズが、債務上限を「交渉のくさび」として使うことに以前から反対していたことについて前大統領に迫ると、トランプはあっさりこう答えた。
「それは私が大統領だったときの話だ」
なぜ立場が変わったのかと問われ、
「今は大統領じゃないから」と答え、CNNの視聴者の笑いを誘った。
アメリカの債務がデフォルトになると、政府は生活保護の支給、既存の債務の利子、軍人の給料など、未払い債務を履行できなくなる。
議会予算局によると、現在、連邦政府の支出は収入を約1.4兆ドル上回っており、この赤字は借入金で補わなければならないことになる。
しかし、議会とホワイトハウスにとって時間は限られている。ジャネット・イエレン財務長官は、議員たちが債務上限引き上げの合意に至らなかった場合、早ければ来月にも政府の支払いができなくなる可能性があると警告している。
以上。
「ロシア・トゥデイ(RT)について」
「RT(ロシア・トゥデイ)」は、ロシア連邦予算からの公的資金によって運営される、自律的で非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設して以来、現在では、9つのテレビチャンネルによる24時間体制のグローバルなニュースネットワーク、6つの言語で提供されるデジタルプラットフォーム、姉妹ニュースエージェンシーであるRUPTLYを含む、多岐にわたるメディアプラットフォームを展開しています。
RTは、5大陸、100カ国以上で視聴可能であり、メインストリームメディアが取り上げないストーリーや、時事問題に対する新たな視点、ロシアのグローバルイベントに対する独自の視点を提供しています。2021年1月現在、RTのウェブサイトは月間アクセス数が1億5000万以上となり、2020年には世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しました。
WAU MEDIAからのコメント: ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。この記事についてのご意見やご感想をお聞かせいただけますと幸いです。コメント欄は下記にございます。