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日本時間05月02日 18:09 ロシア・トゥデイ（RT)
注： 現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
「アメリカ財務省、来月までにデフォルトに直面する可能性」
31.4兆ドルの債務上限が正式に設定、議会合意なければ経済に深刻な影響
日本語：WAU
アメリカの財務長官であるジャネット・イエレン氏は、月曜日に発表された声明の中で、債務上限を引き上げなければ、来月には早くも連邦政府の支払い資金が不足する恐れがあると警告した。
イエレン氏は、最近の連邦税の税収を検討した結果、議会が債務上限を引き上げるか一時停止しなければ、6月初旬、最悪の場合は6月1日までに政府の全ての債務を履行することができなくなるという予測があることを明らかにした。
この警告は、上下両院の指導者に宛てた書簡の中で述べられており、イエレン氏は、政府の財政的な安定性を確保するために、債務上限引き上げについての議論を早急に開始するよう促している。
議会の指導者たちに対し、イエレン議長は、アメリカの信頼と信用を全面的に守るため、「できるだけ早く行動すること」を強く促し、過去の債務制限の行き詰まりから、債務制限の停止や引き上げをギリギリまで待つことが、企業や消費者の信頼に深刻なダメージを与え、納税者の短期借入コストを引き上げ、アメリカの信用格付けにマイナスの影響を与えることを学んだと語った。
また、イエレン議長は、
「議会が債務上限を引き上げられなかった場合、アメリカの家庭が深刻な苦難に直面し、国家安全保障上の利益を守る能力に疑問が投げかけられ、世界的な指導的地位を損なうことになる」
と強調し、議会に対し、この問題に真剣に取り組むよう呼びかけた。
アメリカ議会予算局（CBO）は月曜日に予測を更新し、徴税額が予想を下回るため、財務省が6月上旬に資金不足に陥るリスクが大幅に高まることを警告した。当初、CBOは7月から9月にかけてデフォルトが発生する可能性があると予測していた。
今回の警告は、ホワイトハウスと共和党が数ヶ月間にわたってこの問題について協議が停滞していたことを受けて発せられたものである。
1月にアメリカが31.4兆ドルの債務上限に達した以来、ジャネット・イエレン財務長官はこの問題について警告を繰り返してきた。当時、彼女は財務省が「特別措置」を取り始めたことを議会に通告し、連邦政府のデフォルトを回避するための措置を講じた。
月曜日、ジョー・バイデン大統領は4人の議会指導者全員に電話をかけ、この問題について5月9日に行われる会合に招待する旨を伝えた。
以上。
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