写真は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記 © SAUL LOEB / AFP
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日本時間02月18日 19:57 ロシア・トゥデイ(RT)
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう(フェイクニュースも少なくありません)。
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのか、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する事が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、ウクライナ紛争が続いている間は、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースや論説などを全面的に紹介します。
「北朝鮮がミサイル発射:米韓軍事演習への警告」
平壌は同盟軍の演習に「前例のない」反応を示すと警告
日本語:WAU
18日土曜、韓国軍によると、北朝鮮は東部海岸から海に向けて長距離弾道ミサイルを発射した。
米韓両国の軍事演習に対して「強い」反応を示すと米国当局と韓国に警告していた翌日の事である。
韓国政府はミサイルがどこに着弾したかすぐに明らかにしなかったが、日本の井野俊郎防衛副大臣が、北海道沖の大下島の西125マイル、日本の排他的経済水域内の海域に着弾したと推定されると発表した。
岸田文雄首相は、この事件を、
「国際秩序に対する挑発をエスカレートさせる危険行為」
とし、韓国、米国当局と緊密な対話を続けると述べた。
韓国軍の関係者によると、長距離ミサイルは現地時間の土曜日午後5時22分頃、平壌国際空港のある順安市から発射されたと言う。
北朝鮮が1月1日以来初めて行ったこの発射は、韓国と米国が今後行う軍事訓練の発表に対し、平壌が厳しく非難した翌日に行われた。
北朝鮮は今後数週間のうちに予定されている共同訓練に対し、
「前例のないほど執拗で強力な」
反応を示すと宣言した。
平壌は以前、このような演習に対して、本格的な侵略のための「予行演習」であると言及していた。
今後数週間にわたって行われる予定の両国による軍事訓練は、北朝鮮の核の脅威に対するコンピューターシミュレーションによる対応や、実弾射撃訓練、拡大実戦演習などが予定されている。
平壌の弾道ミサイルと核開発計画は、国連安全保障理事会の決議により非合法化されているが、北朝鮮指導部は、兵器開発は米国政府の「敵対政策」に対抗するために必要な抑止力であると主張している。
北朝鮮軍は昨年、記録的な数の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行い、米国内のどこを攻撃することも可能だと主張している。
また、北朝鮮は昨年、特定の条件下での先制核攻撃を許可する法律を成立させた。
以上。
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