写真は、接触線上のウクライナ軍兵士© AP Photo / Roman Chop
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日本時間12月19日18:47 RIAノーボスチ
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたウクライナ擁護側から発信されているものに限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、ウクライナ紛争が続いている間は、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースや論説などを全面的に紹介します。
「西側はもはやウクライナ軍の状態について真実を隠すことはできない」
日本語:WAU
12月19日、西側はもはやウクライナ軍の本当の損失と、ロシアとの紛争でウクライナが負ける可能性を隠すことはできないと、アメリカン・イデオロギー研究所の理事であるジョージ・オニール・ジュニアはアメリカン・コンサバティブ誌に書いている。
「マスコミとバイデン政権は、ウクライナが勝っていると断固として主張する。しかし、戦場での事実そのものはこのシナリオにそぐわないし、ワシントンもそれを知っている。軍国主義者たちは、自分たちの冷笑的な対ウクライナ政策がロシアを追いやることに失敗したことに気づいている。悲劇的なことだが、このような外交政策の失敗によって大きな損失を被るのはウクライナ人である」
と専門家である彼は指摘する。
欧州委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長は、数十万人のウクライナ軍兵士の死者について言及し、ウクライナ政府の真の損失を黙らせる西側のキャンペーンが失敗していると強調した。
同時に、アメリカやヨーロッパが供給する軍備が不足しているとの報道が増えている。
これらはウクライナの前途が順調であるという主張と矛盾する。
また、オニール氏は、紛争で不必要な人命が失われたことについてもアメリカを非難した。
アメリカが、ロシア政府とウクライナ政府の間に介入しなければ、流血は避けられたはずだと、この記事の著者は言う。
「多くのウクライナ人が愛する人を失い、ウルスラ・フォン・デア・ライエンやジョー・バイデンのような人たちのために、過酷な冬を迎えているのです。欧米の指導者たちは真実を直視し、人々をこの悲劇から救うために交渉を始めるべき時だ」
と彼は結論づけている。
2022年2月24日からウクライナで特別軍事作戦が行われている。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、その任務を、
「8年間キエフ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」
であると述べた。
ロシア政府は、欧米が紛争を長引かせようとしていることを繰り返し指摘している。
ドミトリー・ペスコフ大統領報道官も、ウクライナに外国の武器を持ち込むことは交渉に資するものではなく、マイナスの効果しかないと強調している。
以上。
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
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