写真は、臨時国会で演説する岸田文雄首相© AFP 2022 / Kazuhiro Nogi
Photo 出典元
日本時間10月3日20:46 RIAノーボスチ
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースソースを全面的に紹介しています。
「岸田首相、ロシアと平和条約を締結する意向を表明するも、ロシアは拒絶」
日本政府はロシアと平和条約を締結することに引き続き尽力すると述べたが・・・
日本語:WAU
10月3日、 岸田文雄首相は第210回臨時国会冒頭の基調講演で、日本政府は両国関係の悪化にもかかわらず、ロシアとの平和条約締結を目指す路線を継続すると述べた。
「ウクライナ情勢により、日露関係は厳しい状況にあるが、領土問題を解決し、平和条約を締結する方向性を堅持する」
と述べた。
ロシアと日本の関係は、第二次世界大戦後、平和条約が締結されなかったことで、長年にわたって損なわれてきた。
主な障害は南クリル諸島(千島列島)(国後島、色丹島、択捉島、歯舞群島)の問題で、日本政府は1855年の二国間通商航海条約に基づき、この島を領有していると主張している。
1956年、日ソ両国は共同宣言を採択し、ソ連は平和条約締結後に歯舞と色丹の日本への引き渡しを検討することに同意した。
その時点で国後島と択捉島については触れられていなかった。
しかし、その後の交渉は埒があかない状態が続いた。
日本が千島列島2島のみの譲渡に応じれば、沖縄返還に影響すると脅した米国の影響を受けた可能性がある。
ロシア政府の立場は、第二次世界大戦の結果、ソ連の一部となった島々であり、ロシアの主権は疑う余地がないと言う。
以上。
WAUメディアからのコメント:ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事へのご意見ご感想お待ちしてます。コメントは↓