写真は、沿海州のセルゲイエフスキー演習場で行われた「ボストーク2022」戦略指揮所演習の開会式に出席した中国の軍人たち。この演習は、ロシア軍参謀総長の指揮の下、9月1日から7日まで行われる。東部地域の軍事的安全保障を確保するための問題が解決される。© RIA Novosti フォトバンク/ Vitaly Ankov
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日本時間9月1日00:01 RIAノーボスチ
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースソースを全面的に紹介しています。
「欧米の行動に対するプーチンの『不吉な反応』に警鐘を鳴らす英国人たち」
デイリーエクスプレス紙は、ボストーク2022年演習を、ロシアと中国の西側に対する応戦と見ている
日本語:WAU
8月31日、英国紙デイリー・エクスプレスのジャーナリストは、今度のボストーク2022演習を、ロシアと中国の緊密な軍事協力のデモンストレーションと見なし、西側のウクライナと台湾への支援に対するロシアの対応と見なした。
「ウラジーミル・プーチンと習近平は、48時間以内に5万人の兵士を集める準備をし、西側に対して不吉な脅威を送っている」
と同紙は述べている。
デイリーエクスプレス紙によると、ロシア政府にとって、ウクライナへの武器輸送とナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問は、
「アメリカが世界の不安定を煽ろうとしている」
のだという。
「発表された演習は、モスクワと北京が正式な軍事同盟を結ぶのではないかという懸念を抱かせている」
と記事は結んでいる。
プーチンは以前、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問について、
「一人の無責任な政治家の旅行ではなく、他国の主権を軽視した大胆な行動であり、慎重に計画された挑発行為だ」
と述べている。
ペロシ訪台後、台湾を取り巻く情勢はエスカレートした。
米下院議長の訪問を受け、北京は台湾沖で大規模な軍事演習を開始し、台湾の2つの財団、ペロシ自身とその親族に制裁を加えるなどの措置を取った。
中国外務省は、すべての悪影響はワシントンと台北のせいだと非難した。
戦略的演習「ボストーク2022」は、9月1日から7日まで、東部軍管区の7つのレンジで行われる。
それは、5万人以上、5千以上の武器や軍事機器、140の航空機、60の軍艦、ボート、サポート船などを含むものである。
ロシア軍は、東部軍管区の軍司令部と部隊、空挺部隊の一部、長距離航空部隊、軍用輸送航空部隊が代表として参加する予定である。
共同行動は、中国国家安全保障会議(CSTO)、欧州評議会(SCO)、その他のパートナー国、特にアルジェリア、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、インド、カザフスタン、キルギス、中国、ラオス、モンゴル、ニカラグア、シリア、タジキスタンの作戦司令グループ、軍事部隊、オブザーバーによって実施される予定である。
以上。
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