写真は、ロンドン東部のスーパーマーケットで買い物をする女性客 © AFP / Tolga Akmen
Photo 出典元
ロシア時間8月20日 11:54 ロシア・トゥデイ(RT)
「ロシア・トゥデイ(RT)について」
ロシア・トゥデイ(RT)は、ロシア連邦予算からの公的資金で運営されている、自律的な非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設したRTは、現在、9つのテレビチャンネルでニュース、時事問題、ドキュメンタリーを放送する24時間体制のグローバルなニュースネットワークであり、6つの言語によるデジタルプラットフォームと、姉妹ニュースエージェンシーのRUPTLYを擁しています。
現在、RTは5大陸、100カ国以上で視聴可能です。主流メディアが見落としているストーリーをカバーし、時事問題に対する新たな視点を提供し、主要なグローバルイベントに対するロシアの視点を国際的な視聴者に伝えています。 2021年1月の時点で、RTのウェブサイトは合計で1億5000万以上の月間アクセス数を記録しています。2020年、RTは世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しています。
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう(フェイクニュースも少なくありません)。
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する 国のニュースソースを全面的に解説しています。
「数百万人が冬に暖房と食料を失う可能性があるとロンドン市長が警告」
日本語解説:WAU
サディク・カーン・ロンドン市長は土曜日、
「政府が介入しなければ、英国の何百万人もの人々がこの冬、食卓に食べ物を並べられず、家を暖めることもできない状態に陥る可能性がある」
と述べた。
カーン市長はツイッターで、エネルギー価格の高騰と10%を超える記録的なインフレに言及し、
「こんなことは初めてだ」
と書いている。
「何百万人もの人々が、暖房か食事かの選択ではなく、どちらも買えないという悲劇的な冬に直面している」
と警告し、
「英国政府は人々が基本的なニーズを満たせるよう、介入する必要がある」
と付け加えた。
彼はこの投稿に、エネルギーコンサルタント会社Auxilioneのデータを添え、英国のエネルギー料金が10月には80%上昇し、年間平均で3,600ポンド(4,292ドル)を超える可能性があると予測している。
ちなみに、エネルギー業界の政府規制機関であるOfgemが2021年10月に設定した上限は、年間1,400ポンド(約12万円)となっていた。
We’ve seen nothing like this before.
We’re facing a winter where for millions it won’t be about choosing between heating or eating but tragically being able to afford neither.
This can’t happen. Govt needs to step in so that people can meet their basic needs. @BloombergUK pic.twitter.com/bZra2HMFuS
— Mayor of London (@MayorofLondon) August 20, 2022
カーン氏は金曜日にも、ロンドン地区のフードバンクに物資を配布している倉庫を訪問した際に、同じ問題について話している。
彼は、自分の政権が苦境にある中、ロンドン市民への支援に「コミット」していると断言したが、
「このコスト上昇が鈍化する兆しはない」
として、政府にさらなる努力を求めると述べた。
「この生活費の危機が国家的な災害となるのを防ぐために、大臣は今すぐ行動を起こさなければならない」
と市長は述べた。
ヨーロッパでの新型コロナの大流行による経済的困難は、ウクライナ紛争でロシアに課された制裁のために、その後のEUへの天然ガス供給の減少によってさらに悪化している。
英国は燃料を直接ロシアに依存しているわけではないが、世界市場での価格高騰で大きな打撃を受けている。
解説者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事へのご意見ご感想お待ちしてます。コメントは↓