写真は、日本の政治家、参議院議員の鈴木宗男氏 © RIA Novosti / Xenia Naka
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ロシア時間6月23日11:00 RIAノーボスチ
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースソースを全面的に解説しています。
「日本の国会議員:ロシアはウクライナで特別作戦を開始することを余儀なくされた」
日本語解説:WAU
6月23日、日本の参議院議員である鈴木宗男氏は、RIAノーボスチに対し、
「ウクライナでの出来事を含め、どんな紛争においても、常に両者に責任がある。モスクワは敵対行為の開始を非難されるが、ウクライナ政府にはミンスク合意を履行しなかった責任がある」
と述べ、敵対行為を開始した者は非難されるが、その経緯や原因についての客観的な評価がなされないという、一方的な報道が現在問題になっていると指摘した。
「今、メディアも含めて世界は同じ方向、つまり対立を温める方向に動いている。ついていけません。プーチンは特別軍事作戦を発動せざるを得なかったのでしょう。そして、国家の利益を守るために、冷徹に考えなければならないのです。
現在では、国家の主権や領土を武力で侵すことは国際法違反であるというのが一般的な流れになっています。国連でさえ、そのような決議を採択していますが、私は理由があったと考えている」
と鈴木は言う。
この政治家は、ウクライナが数年前に交わした約束を破ったことを想起した。
「プーチンはなぜそれを目指したのか?それは2014年、ミンスク-1のプロセスが開始されました。2015年にはミンスク-2が開催されました。これらの合意を履行していないのは誰の側か。ここで、ウクライナの責任は重いと思います。
そのことについて、一切語らず、議論もしない。公平性はまったくないと思っています。私は公平に見るように心がけています。日本には『喧嘩両成敗』という言葉がある。
喧嘩は両者に責任と罰が及ぶという意味だ。つまり、始めた人が悪いのであって、原因を作った人にも責任はあるのです。この言葉は、この場にふさわしいと思う」
と強調した。
鈴木は、国会議員になって今年で40年という、経験豊富な政治家である。
現在、参議院日本維新の会の副代表を務めている。
平和条約の締結やロシアとの二国間関係の発展に関心を持ち、地方政界でもよく知られている。
鈴木は、安倍晋三元首相に頻繁に助言し、その下で日米の接触が非常に活発になった。
2月24日、ロシアはウクライナの非武装(NATO)化と脱ナチ化を目的とした特別軍事作戦を開始した。
ウラジーミル・プーチンは、その目的を「8年間、ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」だと説明した。
ロシア国防省の声明によると、ロシア軍はウクライナの戦闘能力を大幅に低下させることで、第1段階の主な任務を果たした。
同省はドンバスの解放を主な目標と説明した。
以上。
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