Newsmaxについて

ニュースの真摯性の問題

2018年、カタール政府は、「アラブの隣人による封鎖をトランプが支持したことへの苦しまぎれの対応として、米国での協力者と影響力を勝ち取る」ために、 Newsmax の主要株式を取得しようとしました。

カタールが Newsmaxへの投資に動き出して以来、カタールに関する寄稿はその口調を和らげました。Newsmaxは「保守派の報道機関で、カタールを主要なテロ支援国家として描写することで非難」していた一方で、2018年4月にカタール首長が米国を訪問したとき、「訪問は広く賞賛された」と報道しました。

2019年と2020年に、Newsmaxは、Raphael Badani（ラファエル・バダーニ）という、実在しない「大手ネットワークに属する人物」なる架空の人間による、アラブ首長国連邦とカタール、トルコ、イランに対するプロパガンダを推進するいくつかの論説を掲載しました。

Newsmaxは、 Raphael Badani（ラファエル・バダーニ）を「インサイダー」と称し、プロフィールと人物写真を偽装して情報者リストにしていました。

右派の言論を監視している左派団体の Media Matters （メディア・マターズ）は、米国でCOVID-19がパンデミックをふるう中、 Newsmaxは購読者リストにマーケティングメールを送信し、「あなたの最悪の行為はワクチンが利用可能になったときにワクチンを接種することです」、なぜなら「ワクチンは私たちが一生涯健康に過ごすために最大の脅威となるものの一つだから—-（ワクチンは）アメリカ人の間で相次ぐ騙しである」と主張したと報告しました。 代わりに、Newsmaxは健康生活のための栄養補助食品のニュースレター購読を奨励したのです。

この件で、Newsweek （ニューズウィーク）から問い合わせを受けたNewsmax は、「このマーケティング資料は誤って送信されたもので、 Newsmax社の見解ではない」との声明を発表しました。

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