写真は、ドナルド・トランプ氏は、2017年11月9日、中国・北京で中国の習近平国家主席と会談した© Getty Images / Thomas Peter
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日本時間01月17日21:59 ロシア・トゥデイ（RT)
「トランプ氏、中国の習氏と『非常に良い』電話会談」
次期アメリカ大統領と中国の同僚は、2021年以来、会話を交わしていなかった
次期アメリカ大統領のドナルド・トランプ氏は、中国の習近平国家主席と電話で会談した。トランプ氏によると、両首脳は貿易、フェンタニル、そして間近に迫ったTikTokの売却または閉鎖について話し合った。
「私は今、中国の習近平国家主席と話したところだ」
とトランプ氏は金曜日に自身のトゥルース・ソーシャル・プラットフォームに書き込み、
「電話は中国とアメリカの両国にとって非常に良いものだった」
と付け加えた。
「我々は多くの問題を共に解決し、即座に着手するつもりだ。貿易、フェンタニル、TikTok、その他多くのテーマについて話し合った」
とトランプ氏は続け、
「習主席と私は、世界をより平和で安全なものにするために全力を尽くす！」
と述べた。
中国の国営メディアは、電話会談が行われたことを確認したが、それ以上の詳細は提供していない。
トランプ氏と習氏は、2021年のトランプ氏の1期目の任期終了以来、一度も会話を交わしていない。次期アメリカ大統領のホワイトハウス初任期中、アメリカが中国のハイテク大手ファーウェイを制裁し、中国からの輸入品に課税して貿易戦争を引き起こしたことで、アメリカと中国の関係は緊張した。
また、トランプ大統領は中国がアメリカへのフェンタニル（致命的な合成オピオイド）の輸出を取り締まっていないと非難し、中国がフェンタニルの販売業者や製造業者への処罰を「徹底的に行う」まで、中国からの輸入品すべてに10%の追加関税を課すと宣言している。
この呼びかけは、アメリカ国内の数百万人のユーザーがTikTokを利用できなくなる2日前に行われた。
昨年、ジョー・バイデン大統領が署名した法律により、TikTokの中国親会社であるバイトダンスは、2025年1月19日までにアメリカでの事業から撤退するか、さもなければアメリカのインターネットインフラやアプリストアから締め出されることが義務付けられている。
アメリカ最高裁判所は、この法律に対するTikTokの控訴に対する判決をまだ下していない。
一方、11月の若者票獲得にこのアプリが役立ったと評価するトランプ氏は、この禁止措置の施行を遅らせるための大統領令を検討していると報じられている。
トランプ氏は中国に対して多くの不満を抱いているが、次期大統領は習氏との「特別な関係」を繰り返し誇示してきた。
トランプ氏は習氏を自身の就任式に招待し、中国国家主席は月曜日の式典には出席しないものの、中国外務省は金曜日、韓正国家副主席がトランプ氏の就任式を見守るためにワシントンを訪問すると発表した。
「我々は、アメリカの新政府と協力し、対話とコミュニケーションを強化し、相違点を適切に管理し、相互に有益な協力関係を拡大し、安定した、健全で持続可能な米中関係を共に追求し、両国が互いにうまくやっていくための正しい道を見つける用意がある」
と、同省の報道官は述べた。
以上。
日本語：WAU
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