写真は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領（右）は2024年10月22日、ロシアのカザンで開催されたBRICSサミットのサイドラインで中国の習近平国家主席と会談した。 © Sputnik / photohost agency brics-russia2024.ru / Sergey Bobylev
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日本時間10月23日03:42 RIAノーボスチ
ウクライナ紛争と中東の戦争：バイアスを超えて
世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。
フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。
「プーチン大統領、国際関係における『標準』を提示」
他の国々はモスクワと北京を見習うのが賢明であると、ロシア大統領は述べた
ロシアと中国の関係は、他の国々のお手本となるほど高いレベルに達していると、ウラジーミル・プーチン大統領は、カザンで開催されたBRICSサミットのサイドイベントで中国の指導者、習近平氏と会談した際に述べた。
両首脳は、メインイベントに先立ち、火曜日に幅広い問題について話し合い、プーチン大統領は、両隣国間の協力関係は「平等かつ相互に有益な性質」のものであり、外部環境に左右されるものではないと述べ、さらに、露中関係は「包括的なパートナーシップと戦略的協力のレベルに達している」と付け加えた。
「我々は、自信を持って、両国間の関係は現代世界における国家間の関係のあり方の標準となっていると断言できる」
と、ロシアの指導者は述べた。
また、ロシアと中国の協力は「世界舞台における安定化要因」のひとつであると主張した。
習主席は、中国とロシアの二国間関係を称賛し、過去10年間で両国関係は大きく進展し、かつてないレベルに達したと述べ、さらに、この2つの世界大国は「国際正義の擁護」に多大な貢献をしていると付け加えた。
両首脳の会談後、クレムリンの報道官であるドミトリー・ペスコフ氏は、この会談を「非常に率直な」、「建設的な」ものだったと評した。
中国はロシアにとって最大の貿易相手国であり、前例のない西側諸国の制裁にもかかわらず、両国の経済協力は着実に成長している。
ロシアのメディアは、中国の税関データを引用し、今年9か月間のロシアと中国の貿易総額は820億ドルに達したと報じた。
これは、両国間の貿易額として過去最高とされていた2023年の10か月間とほぼ同額であるが、今年、この記録を塗り替える可能性がある、とメディアは報じた。
また、2020年以降、両国の貿易額は2.5倍に増加しているという。
8月には、ロシアのミハイル・ミシュスティン首相が、ロシアと中国の相互決済の95%以上がルーブルまたは人民元で行われていると述べた。
以上。
日本語：WAU
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチは、TASSやInterfaxと並んで、ロシアで最も重要な報道機関の1つと考えられています。2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について」という法令により、RIA Novostiメディアグループが正式に解散されました。しかし、その代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ（Rossiya Segodnya）が設立され、RIAノーボスチのブランドを引き続き使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、視聴者に正確かつ最新の情報を提供し続けているとされています。（詳細）
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