写真は、アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官 © Getty Images / Stephanie Keith
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日本時間09月26日23:13 ロシア・トゥデイ（RT)
ウクライナ紛争と中東の戦争：バイアスを超えて
世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。
フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。
「プーチン大統領の核戦略方針変更案にアメリカが反論」
アントニー・ブリンケン国務長官は、プーチン大統領の発言を「無責任」と非難した
プーチン大統領がロシアは国家核戦略方針を変更する計画であると警告したことについて、アメリカ国務長官のアントニー・ブリンケンは「無責任な発言だ」と述べた。
水曜日、プーチン大統領は、ロシアの核戦略の改訂版では、核保有国の参加または支援を受けた非核保有国によるロシアへの攻撃は、「共同攻撃」と見なされ、核兵器使用の敷居を越える可能性があると示唆した。
この変更案は、アメリカ、イギリス、フランスから提供された先進兵器によるウクライナによるロシア奥地への攻撃に、新たな規則が適用される可能性があることを意味している。
「全く無責任だ」と、ブリンケン氏は木曜日にMSNBCのインタビューで述べ、プーチン大統領を「核の剣を振り回している」と非難した。
また、今週ニューヨークで国連総会に出席するために世界の指導者が集まっている中でのロシア大統領の発言はタイミングが悪いと指摘し、国際社会に対して「さらなる軍縮と核拡散防止の必要性」について議論するよう呼びかけた。
一方、ロシア政府の報道官であるドミトリー・ペスコフ氏は、プーチン大統領が核戦略の見直しを提案したことは、ウクライナによるロシアやその同盟国ベラルーシへの攻撃を支援する西側諸国への警告であると説明している。
「これは、非核兵器を含むさまざまな手段による我が国への攻撃への参加がもたらす結果について、これらの国々への警告である」
とペスコフ氏は述べた。
さらに、プーチン大統領の発表の重大性を、すべての良識ある指導者やアナリストが理解していると確信していると付け加えた。
プーチン大統領は、ロシアの核戦略の変更がいつ発効するのかについては詳しく説明していない。
以前にも、ロシアの指導者は核兵器問題について慎重な立場を繰り返し表明しており、6月には、
「モスクワと西側諸国との核兵器の応酬が決して起こらないことを願っている」
と述べていた。
以上。
日本語：WAU
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