写真は、レバノンの都市サイダでハマス議長イスマイル・ハニーヤ暗殺に抗議する人々 © AFP / Mahmoud Zayyat
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日本時間08月07日13:58 ロシア・トゥデイ（RT)
ウクライナ紛争と中東の戦争：バイアスを超えて
世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。
フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。
「イスラエルがハマス議長殺害したとアメリカに通知 – ワシントン・ポスト」
イスラエルによるハマス議長暗殺のニュースに、ホワイトハウスは「驚きと憤り」をもって反応した
イスラエルは、ハマスの政治的指導者イスマイル・ハニヤ暗殺の実行犯は自国であると、攻撃の直後にアメリカに通知したと、ワシントン・ポスト紙の情報筋が伝えた。
ハニヤ氏は、イスラエル代表団との間接的な停戦交渉におけるパレスチナ武装グループの首席交渉担当者であったが、先週テヘランで暗殺された。
イランのマスード・ペゼシュキアン新大統領の就任式に出席した数時間後のことだった。
この事件により、イランがイスラエルに「厳しい処罰」を与えると約束したことで、この地域の緊張はさらに高まった。
ハマス議長の殺害を知ったホワイトハウスの高官らは「驚きと憤りを示した」と、火曜日にワシントン・ポスト紙に語ったのは、ジョー・バイデン米大統領政権に近い関係者である。
情報筋によると、ワシントンは、イスラエル当局の動きは、10月7日にハマスがイスラエルに侵攻して以来戦闘が続いているガザ地区での停戦を達成しようというアメリカ主導の努力にとって「後退」であると考えている。
イスラエルのネタニヤフ首相の政府は、ハニヤ暗殺の責任について公式には肯定も否定もしていない。
アメリカ国務長官のアンソニー・ブリンケン氏は、
「アメリカは暗殺について認識も関与もしていない」
と主張しているが、イスラエルはアメリカにとって中東で最も親密な同盟国である。
事件後、水面下ではアメリカとイスラエル間に「高まる摩擦」がある、と情報筋はワシントン・ポストに語った。
イスラエルの高官は、ハニヤ暗殺直後にバイデンとネタニヤフの間で行われた電話会談を「緊張感のあるもの」と表現したと報じられている。
また、複数の政府高官が同メディアに、ホワイトハウスの多くは現在、イランではなくネタニヤフこそが「広域にわたる地域紛争を抑制する上で最大の不確定要素」であると見ていると語った。
ハニヤ暗殺は、イスラエルがレバノンの首都ベイルートへの空爆でヒズボラの幹部フアド・シュクルを「排除した」と確認した翌日に起こった。
それ以前には、ユダヤ国家はイエメンのフーシ派が支配するホデイダ港を攻撃し、少なくとも14人が死亡、100人近くが負傷した。
しかし、ワシントン・ポスト紙は情報筋の話として、バイデン氏がイスラエルの行動を封じ込めるために同国に大きな圧力をかけるつもりである兆候は今のところ見られないと報じた。
その代わり、アメリカは、F-22戦闘機部隊や海軍の駆逐艦を含む軍事資産を追加で地域に配備し、イスラエルがイランからの報復攻撃に対処できるよう支援している。
Axiosによると、ブリンケン氏は日曜日にG7外相たちに、テヘランによるミサイル攻撃が今後24~48時間以内に行われる可能性があると伝えた。
以上。
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