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日本時間07月07日21:12 ロシア・トゥデイ(RT)
ウクライナ紛争と中東の戦争:バイアスを超えて
世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。
フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。
「BRICS、独自の金融システムを導入へ 」- ロシアの北京大使、新しい単一通貨の導入も検討
ロシアの北京大使は、新しい単一通貨の導入も検討されていると述べた。
BRICS経済圏の各国は現在、第三者の支配から独立した金融システムの立ち上げに取り組んでいると、ロシアのイゴール・モルグロフ駐中国大使が述べた。
同大使は土曜日、北京で開催された第12回世界平和フォーラム(WPF)で、BRICS諸国間の自国通貨建て取引額は常に増加していると述べた。
モルグロフ氏は、ロシアと中国の貿易額は2400億ドルに達し、決済の92%がルーブルと人民元で行われていることを強調した。
「我々はドル中心の体制から離れ、真に独立した金融システムのための仕組みやツールを開発している」
と大使はRIAノーボスチに語った。
モルグロフ氏は、単一通貨の導入はまだ先のことだが、最近拡大し、現在ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ、エチオピア、イラン、エジプトで構成される同グループは「この方向に向かって進んでいる」と強調した。
先月、ロシアのイヴァン・チェベスコフ副財務相は、ロシアが BRICS 加盟国の中央銀行と共同で決済・支払インフラの構築に取り組んでいるとメディアに語った。
同政府高官は、経済ブロックが各国通貨での決済を行うための BRICS Bridge プラットフォームの立ち上げに取り組んでいると明言した。
さらに、ロシアの財務大臣アントン・シルアノフ氏は、ロシアの日刊紙ヴェドモスチに対し、BRICS Bridgeは加盟国に自国通貨とリンクした中央銀行のデジタル資産による決済の機会を提供できると語った。
2022年にロシアの多くの金融機関が西側の金融ネットワークから遮断されたことを受け、ロシアはSWIFTに代わる信頼性の高い国内決済システムの普及を推進してきた。
ロシアのSPFS銀行間メッセージングシステムは、国内外の銀行間の金融メッセージの安全な転送を保証する。
また、モスクワは国際的なパートナーとの取引にそれぞれの国の通貨を使用することで、SWIFTからの脱却に向けた取り組みを加速させている。
この傾向は、貿易決済にドルやユーロを使用していたBRICSグループのメンバーによってますます支持されている。
ロシアのBRICS諸国との決済における自国通貨の割合は、2年前の26%から2023年末には85%に急増した。
以上。
日本語:WAU
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