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日本時間04月19日 11:33 ロシア・トゥデイ(RT)
注: 現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
「BRICS、世界経済成長に占める割合でG7を上回る:ブルームバーグ」
開発途上国のブロックは、西側の7大経済グループよりも大きな発展の原動力となるだろう
日本語:WAU
BRICSグループ(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)のメンバーは、今年から世界の経済成長への貢献度において、アメリカが主導するG7を上回る見込みであると、ブルームバーグが月曜日に報じた。
IMFの最新データに基づいて計算したところ、BRICS諸国は世界の成長率の32.1%に相当し、G7諸国は29.9%に相当するとのことである。
アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本からなるG7(Group of Seven)は、地球上で最も先進的な経済圏と長い間考えられてきた。ロシアは2014年までメンバーだったが、西側が支援したウクライナのマイダン・クーデターの影響により除名された。
報告書では、2020年にはBRICS諸国とG7の世界経済成長への貢献度が同等になり、それ以降、西側主導のブロックのパフォーマンスは低下し、2028年には、世界経済に対するG7の貢献度は27.8%に低下し、BRICSは35%を占めると予測されている。
ブルームバーグの計算では、今後5年間は中国が世界の成長に最も貢献し、そのシェアはアメリカの2倍になるとされている。2028年までの世界のGDP成長率に占める中国の割合は22.6%に達し、インドは、世界のGDPの12.9%を占めると予想されている。
「世界の成長の75%は20カ国に集中し、その半分以上は 中国、インド、アメリカ、インドネシアの上位4カ国に集中すると予想される。7カ国が占める割合は小さくなるが、ドイツ、日本、イギリス、フランスは上位10カ国に入ると思われる」
と、同誌は書いている。
イギリスを拠点とするマクロ経済調査会社の最近の調査でも、世界経済の比重における両グループの差は今後も拡大することが予想されるとのことである。
アナリストは、中国とインドが堅調な経済成長を遂げており、現在、BRICSへの加盟を希望する国も増えていると指摘している。
今年初め、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、アルジェリア、アルゼンチン、バーレーン、バングラデシュ、インドネシア、イラン、エジプト、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、スーダン、シリア、トルコ、アラブ首長国連邦、ベネズエラなど「10カ国以上」がBRICSへの加盟に興味を示していると述べた。
サウジアラビア、エジプト、バングラデシュは、BRICSの資金調達機関である新開発銀行の株式を取得した。
昨年、BRICS諸国は、相互取引においてアメリカドルやユーロから脱却するために、独自の通貨を創設することを提案した。
以上。
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