Photo 出典元© AFP / Fabrice Coffrini
日本時間03月16日 15:32 ロシア・トゥデイ(RT)
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう(フェイクニュースも少なくありません)。
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのか、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する事が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、ウクライナ紛争が続いている間は、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースや論説などを全面的に紹介します。
「クレディ・スイス、破綻回避のための命綱を渡される」
西側の銀行危機が深刻化する中、経営難のスイス銀行の株価が急落した
日本語:WAU
世界最大規模の金融コングロマリットのクレディ・スイスは木曜日、スイスの中央銀行であるスイス国立銀行から最大500億スイスフラン(537億ドル)を借り入れ、低迷から浮揚するための十分な資金を得たことで、投資家に安心させることを発表した。
この発表は、スイス第2位の銀行の株価が25%近く下落し、2日連続で史上最安値を記録した翌日に行われた。
クレディ・スイスの最大の出資者であるサウジアラビア国立銀行(SNB)が、これ以上の金融支援を行うことはできないと述べたことから、この下落が起こった。
クレディ・スイスは、スイス国立銀行からの融資に加え、負債と利払い費を管理するため、数十億ドルの自社債を買い戻したという。
この申し出は、25億ドルのアメリカドル債と5億ユーロ(5億2900万ドル)のユーロ債が対象である。
クレディ・スイスのウルリッヒ・ケルナーCEOは、
「これらの措置は、顧客やその他のステークホルダーに価値を提供するために、戦略的な変革を続けるクレディ・スイスを強化する断固とした行動を示している」
と述べた。
同氏は、投資銀行の戦略的変革の実行を支援したスイスの中央銀行とスイス金融市場監督庁(FINMA)に対し、
「私のチームと私は、顧客のニーズを中心に据えた、よりシンプルで集中力のある銀行を実現するために、迅速に前進することを決意しています」
と、謝意を表明した。
チューリッヒに本拠を置く同銀行は、ここ最近、投資家や顧客の信頼を揺るがした一連の不祥事や損失から回復するために奮闘していた。
第4四半期の顧客流出額は1,100億スイスフラン(1,200億ドル)以上に上った。
以上。
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