写真は、テスラCEOのイーロン・マスク氏、2022年3月22日、ドイツにて。(Patrick Pleul/Pool Photo via AP, File)
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ロシア時間5月9日 18:03 ロシア・トゥデイ(RT)
「ロシア・トゥデイ(RT)について」
ロシア・トゥデイ(RT)は、ロシア連邦予算からの公的資金で運営されている、自律的な非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設したRTは、現在、9つのテレビチャンネルでニュース、時事問題、ドキュメンタリーを放送する24時間体制のグローバルなニュースネットワークであり、6つの言語によるデジタルプラットフォームと、姉妹ニュースエージェンシーのRUPTLYを擁しています。
現在、RTは5大陸、100カ国以上で視聴可能です。主流メディアが見落としているストーリーをカバーし、時事問題に対する新たな視点を提供し、主要なグローバルイベントに対するロシアの視点を国際的な視聴者に伝えています。 2021年1月の時点で、RTのウェブサイトは合計で1億5000万以上の月間アクセス数を記録しています。2020年、RTは世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しています。
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう(フェイクニュースも少なくありません)。
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する 国のニュースソースを全面的に解説しています。
「イーロン・マスクが警告した『不可解な状況下での死亡説』と、ヒラリー・クリントンに関する闇の噂、そして元ロシア政府高官の関わり」
日本語解説:WAU
イーロン・マスクは月曜日、Twitterで自身のフォロワーに対し、 「万が一、不可解な状況下で私が死亡した場合、君たちはそれを知っていて良かったんだ」と述べた。
SpaceXとTeslaの大物は以前、ロシアの高官と衝突したことがあったが、その際の彼の発表は懸念よりもジョークを呼び起こしていた。
マスク氏は9日の朝、そのメッセージをツイートしたが、それ以上の説明はなかった。
しかしその直後、彼はロシアの元副首相で現宇宙庁長官のドミトリー・ロゴジン氏が書いた投稿を共有した。
その文書中でロゴジン氏は、
「テスラの大物がペンタゴン経由でウクライナの港町マリウポルの『ナチ』武装勢力にスターリンクのインターネット端末を提供したことについて責任を負うことになるだろう」
と述べている。
ドミトリー・ロゴジン氏
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SpaceXは、2月下旬にモスクワがウクライナに軍隊を派遣して以来、その技術、および衛星中継を提供してきたが、自らを「言論の自由絶対主義者」と呼び、同サービスにおけるロシアメディアの検閲を拒否してきた。
マスクがマリウポルのネオナチ民兵に直接端末を送るよう手配したのか、それともワシントンやキエフに利用させたのかは不明である。
マスクとロゴジンは以前、ネット上で反目したことがある。
ロゴジンは2014年、米国は宇宙飛行士を宇宙に送るのに「トランポリン」を使うべきだと発言したが、これは当時、米国がロシアのロケットに頼っていたことにちなんでいると言われている。
SpaceXが2020年にNASAの宇宙飛行士2人を国際宇宙ステーションに打ち上げた際、マスクは
「トランポリンは機能している」
と宣言した。
ロゴジンはマスクのジョークに対して、
「気に入った」
と答え、マスクはロシア語で
「相互に有益で繁栄する長期的な協力関係を楽しみにしている」
と宣言している。
しかし、もしこのやり取りが真意としたなら、マスクがウクライナのネオナチ勢力に通信機器を供給したとされるロゴジンの問題は、より深刻に見える。
マスク氏のアメリカのフォロワーたちは、月曜に投稿された暗号のようなメッセージの意味とロゴジン氏とのやりとりを結びつけなかった。
代わりに、1993年の元クリントン政権の大統領次席法律顧問のヴィンス・フォスターの自殺、そして、2016年の民主党全国委員会スタッフのセス・リッチの致命的な武装強盗、さらに、公式に自殺と断定された億万長者ロリコンのジェフリー・エプスタインの獄中での自殺死など、ビルとヒラリー・クリントンに何らかの形で関わる人々の謎の死を指して、
「彼らはクリントン家の秘密を知っていたのだろう」
と述べている。
マスクのメッセージは、昨年スペインの刑務所で自殺する前に、「私は獄中で殺され、その死を自殺に見せかけるだろう」と主張していた、ジョン・マカフィー氏の主張を彷彿とさせるものなのだ。
マカフィー氏は、その名を冠したウイルス対策ソフトウェアで数百億ドルの富を築いたが、彼は、
「もし私をエプスタインのように吊るせば、それは彼らの過失ではなくなる」
と主張していたと言う。
以上。
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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアお願いします。