写真は、ワシントンのキャピトル・ヒルにある米国連邦議会議事堂。© AP Photo / Jose Luis Magana
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ロシア時間4月30日19:30 RIAノーボスチ
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースソースを全面的に解説しています。
「ワシントンポスト: 米国では多くの共和党員がNATO支持を拒否している」
日本語解説:WAU
モスクワ、4月30日 – RIAノーボスチ
米ワシントンポスト紙は金曜、
「NATO同盟支持から遠ざかる共和党の内情:一部の共和党員の孤立主義的な姿勢は、長い間NATOを非難してきた共和党の事実上のリーダーであるトランプ氏の『アメリカ第一主義』の理念と一致するものである」(記事)
とアメリカの共和党の多くの代表が、NATO支持をやめていると書いている。
記事によると、4月の米議会で同盟を支持する決議案を投票した際、63人の共和党員が反対した(下院議員の30%)として、2019年ではその会派から同様に反対したのはわずか22人だったことを指摘した。
NATO加盟国は、米国の共和党が過半数を取り戻し、第45代大統領の外交政策が復活する可能性のある、次の米国議会選挙を恐れていると言う。
また、中国の国営放送サイト、「中国中央電視台:CGTN」は、
「NATOはアジア太平洋地域を不安定にする計画を立てている」
と記事にしている。
本書の著者が指摘するように、北大西洋同盟NATOは「防衛的」な同盟と位置づけられるが、同時に集中的に拡大し、軍事衝突を解き放っている。
「NATOは平和と安全を叫びながら、同時に他国へ大量の爆弾を投下している。<中略>今やその関心は大西洋からアジア太平洋地域へと移り、常に武力を増強している」
と伝えている。
写真は、北大西洋同盟(NATO)首脳会議がブリュッセルの新NATO本部とNATOのロゴ © RIA Novosti Photo / Alexey Vitvitsky
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著者によれば、NATO同盟は米国が覇権を獲得するための道具であるという。
「アメリカは、台頭する中国を分割支配の障害と見なしている。北京の影響力の拡大に直面し、ワシントンは挑発行為を行うだけでなく、中国を封じ込めるために統一戦線を形成しようとしている。NATOはそのための理想的なメカニズムである」
とこのコラムニストは推論する。
アジア太平洋:APACの国々は、アジアの平和と安定を選択するのに十分な知恵を持つべきであると彼は考えている。
正しいことをすることで、欧米がこの地域に武器を流し込んで戦争を煽るのを防ぐことができるのだ、と彼は結論づけている。
以上。
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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアお願いします。