写真は、ウクライナ軍:AFU(ARMED FORCES OF UKRAINE)の軍人© AP Photo / Rodrigo Abd
Photo 出典元
ロシア時間4月13日05:03 RIAノーボスチ
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシア、及び中立国のニュースソースを全面的に解説しています。
「ロシア外務省:ウクライナ軍とネオナチによる化学兵器テロは極めて現実的」
日本語解説:WAU
ロシア外務省のオレグ・シロモロトフ副大臣は、RIAノーボスチとのインタビューで、
「ウクライナ政府がドンバス地区で化学兵器によるテロ計画を練っており、毒性物質による企業へのテロ攻撃を繰り返す可能性がある。キエフ現政権の支援のもとに活動するファシスト民族主義者とその支配下にあるウクライナ軍による化学兵器テロの脅威は極めて現実的であると考えている」
「このようなシナリオの可能性が高いのは、シリア紛争中に米国とそのNATO同盟国の支配下にある過激派武装集団が仕掛けた複数の化学兵器による攻撃の事実が根拠である」
と述べました。
その例として、ブロモロトフ氏は、ブチャ地区での民間人の虐殺や、ウラジミール・ゼレンスキー大統領の仲間によるドンバス地区での化学兵器攻撃の計画について、ロシアがすでに国連安全保障理事会と化学兵器禁止機関:OPCWに繰り返し報告していることを挙げました。
「ザリヤ工場(ルビジュネ地区)では、ウクライナの武装勢力が硝酸タンクを爆発させ、その結果生じた有毒物質の雲が、すでに武装勢力から解放されたクドリャシフカ地区まで風に乗って流れていったのです。この施設には、硝酸、硫酸、塩酸、アンモニアなど、約4万トンの猛毒物質が残っていると推定されているため、このようなテロが繰り返される可能性は排除できない」
とロシア外務副大臣は述べています。
オレグ・シロモロトフ氏
Photo 出典元
ウクライナ政府は、このような自作自演を繰り返し、自国及び西側メディアの力を借りて、ロシアが大量殺人を犯したと訴えようとしたと副大臣は言います。
例えば、4月の初め、ウクライナや欧米のメディアは、「ロシア軍に見捨てられたブチャの街に死体が放置されている」とする写真やビデオを流しましたが、ネットユーザーからは、これらの資料の信憑性を疑う声が世界中で多く聞かれました。
ロシア国防省は、これらをロシアへのメディア攻撃とし、ブチャの住民は一人もロシア軍から被害を受けず、3月30日にすべての部隊が同市から完全撤退したと強調しました。
同時に、ウクライナ軍は24時間体制で大砲や戦車、複数のロケットランチャーを市内に向けて発射していると述べています。
ウクライナ政府は4月8日にも、クラマトルスクの鉄道駅へのロケット攻撃を行いましたが、ロシアが行ったと非難し、50人以上の死者を出しました。
ロシア国防省は、ロシアの兵器庫からとっくに撤去されたトーチカUミサイルの破片が現場に残されていたことから、ウクライナ軍の陣地から攻撃が行われたと説明しました。
現場からの写真で確認できるミサイルの製造番号からも、ウクライナのものであることが判明しました。
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が指摘したように、クラマトルスク事件は、それらの証拠が提示された後、西側メディアによってすぐに黙殺されています。
====
以上。
スポンサー広告
国内格安航空券・LCCの比較・予約なら【トラベリスト】
この記事の感想:
翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアをお願いします。